栽培した冬野菜
兼業農家とは思えないくらい、多くの野菜を収穫しながらブログを日々書いている。
あんなことやこんなこと、野菜作りのためになることや日々の忘備録など、書きたいことが山ほどあるがなかなか書けていない。
過去記事を見返してみると「すじまきでたくさんの野菜の種を植えた」記事も種を植えるだけ植えてその後の成長の様子や害虫、えひめAIのみを散布した小松菜の記事を結局書けなかった。
そういった記事を書けなかったのは仕方がないので、せめて昨年の秋から育てている野菜を画像とつたない日本語で紹介していきたいと思う。
日頃から重宝する一般野菜
白菜
冬の鍋には欠かせないまさに冬野菜の王様的存在。
鍋に入れると甘くて美味しいし、浅漬けにするとご飯に合う。
野菜が大高騰した2016年の秋頃には一玉1000円以上の破格の値段がついた。
11月ぐらいまで中身がスカスカの白菜でも400〜500円した。
農業はさぞかし儲かったと思われるかもしれないが、それだけ白菜は収穫できなかった。
そんな値段で出荷できた人ははっきりいってラッキー!!
そのラッキーの裏には泣いた人はきっと数知れなかったはず・・・
キャベツ
生でよし、焼いてよし、煮込んでよし、の三拍子揃った冬野菜。
最近は品種改良が進み、年中栽培でき、スーパーなどでいつでも売られているので季節感のない野菜になっているが、やっぱり冬に食べるキャベツが1番美味しい。
個人的には一番大好きな野菜で毎日おのみ焼きでも飽きずに食べ続ける自信がある!
自分自身が参考にするためにキャベツの病気の記録をブログに書いた。
もっとロスを少なくするぞ!!
ブロッコリー
30〜40歳で一番人気の冬野菜「ブロッコリー」。
今年栽培したブロッコリーはよそのブロッコリーより甘くて美味しかった。
茹で加減が大切で沸騰したお湯に塩を少量入れて茹で時間を固めにするとコリっとして美味しい。
またブロッコリーは取り切り野菜であるにもかかわらず、脇芽を再収穫できる野菜。
大量に収穫して冷凍しておくと重宝する。
他の農家も栽培しているので大量のブロッコリーが市場に出回る。
美味しい野菜だが、儲からないし副業として考えている野菜であればやめた方が良い野菜。
カリフラワー
昔は「カリフラワー」と言えば料理のレパートリーは酢漬けぐらいだったが、最近はカリフラワーを使った美味しい料理がたくさん出てきて最近は人気の野菜となっている。
様々な色のカリフラワーがあるが、白いカリフラワーは食べる部分を純白な状態に保っておくのがすごく難しい。
大量に栽培するのに向かない野菜。
大根
種を蒔いてから放っておいても勝手にできるお手軽野菜のダイコン。
大根おろしや煮物、おでんに大根を入れたりとても美味しい冬野菜。
3月から蕾が出来て「董立ち(トウダチ)」の時期になるが、葉っぱの部分を切り落として董立ちを防いで少しでも長く食べることができるようにする方法があるが、また別の機会に紹介する。
土中に硬いものがあると別れて変な形になってしまうので石などの異物がないように気をつける必要がある。
また、回転しながら成長する野菜で時計回りに成長するので反時計回りに回しながら抜くと収穫しやすい。
カブ
煮ると甘くて美味しいカブ。
白い部分だけでなく葉っぱもおひたしにしたり漬物にしたり美味しくいただける。
我が家はあまりカブは料理しないのでほとんど出荷してしまったが、冬に人気のある野菜である。
ほうれん草
炒め物、おひたし、パスタなどなんでも使える万能野菜。
実はほうれん草を育てるのが苦手で今回初めて成功した。(10年目ぐらいで初めて)
人には育てるのが得意な野菜、苦手な野菜があると信じている。
小松菜
でかくなりすぎた小松菜は一馬でも引き取ってもらえずにそのままほったらかし。
あまりの量にインターネットで「送料分だけ払ってもらえれば日本全国好きなだけ送ります」的なことを書こうと思っていたが結局かけなかった。
家で消費するのと必要な人にあげるぐらいでまだまだ余っている。
あとはうちの畑で花を咲かすだけのや野菜。
大きすぎて「スジ」があって少し硬いが全然食べられる。
美味しいのに歯がゆい気持ちになる。
春菊
鍋に入れると美味しいキク科の野菜。
今年作った春菊は品質が悪くほとんど収穫していない。
儲からない珍しい野菜たち
ここからは一般のスーパーなどでは見かけないちょっと珍しい野菜の紹介。
ここで紹介する野菜ははっきり言って儲からない。
市場に出回らないので食べ方がわからない。
わざわざクックパッドでレシピを検索しようとしない。
たまらず安値で出荷するがそれでも売れない野菜たちの紹介。
タアサイ
如月なと呼ばれる今が旬の中国野菜。
独特の風味がありとても美味しいが一般的ではない。
『打倒!!チンゲンサイ』と銘打ったポップを書いたが、調理方法はチンゲンサイと一緒。
さっきも書いたが、独特の風味があるのでなんに入れても中国感が出てしまう野菜である。
辛味大根
赤色(ピンク色?)のダイコン。
ピリッと辛くスライスして酒のつまみにすると美味しいが一般的な大根の大きさと比較するとずんぐりとして小さいのでなかなか売れない。
辛味大根の切り口がすごく綺麗でアーティスティック。
高菜
「高菜漬け」一般的な漬物かもしれないが、高菜を使った料理は食べたことがなかったので珍しい野菜認定した。
炒め物や煮物に入れても美味しいがやはり自家製の高菜漬けは最高!!
日野菜かぶ
滋賀県の伝統野菜の日野菜かぶ。
見た目は大根のようだが、かぶである。
煮ても焼いても美味しくなかった。
酢漬けを作ると桜色の綺麗な色が酢にうつる。
まとめ
定番冬野菜と珍しい野菜の紹介。
珍しい野菜は家庭菜園で育てるのであればすごく面白いものだが、大量に栽培しても、売り先がないのでやめておいた方が良いという結論。
ブロブのネタにはなります!!