令和2年は長梅雨となった。
新型コロナウィルス感染症も相まって、なかなか外に出かける機会がなかった。
ウズウズしていたので思い切って剣山へ行って見た。
備忘録がてらに書いていく。
剣山とは?
剣山(つるぎさん)は徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置する。
標高1,955mの山で、徳島県の最高峰である。
日本百名山の一つに選定され、徳島県では県のシンボルとされている[1]。別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれ、南西側の次郎笈と対峙する。剣山は千数百メートルの山々が連なる四国山地の東部にあり、同じく四国山地西部の石鎚山についで、近畿以西の西日本では2番目の高峰である。
一帯は剣山国定公園に指定され、山頂には一等三角点「剣山」が設置されている。修験道の山として古くから知られ、山頂近くには「行場」と呼ばれる修行用の難所がある。山岳信仰の対象とされ、剣神社、大剣神社、龍光寺、円福寺などがある。
一ノ森とは?
一ノ森は、徳島県美馬市と同県那賀郡那賀町の境界に位置する山。
標高1,879.2m。
徳島県下第4位の高峰である。
四国百名山選定。剣山の東方1.5km、旧美馬郡木屋平村と旧那賀郡木沢村の境界に位置。
江戸期は小剣山とも呼ばれた。
徳島県下第4位の高峰である。
剣山国定公園に含まれる。一ノ森の名は剣山に至る一ノ森・二ノ森・三ノ森(経塚ノ森)に由来し、剣山主峰によって名付けられており、小剣山とも称されていたように、古くは剣山の一部としてとらえられていた。頂上には一ノ森ヒュッテ、一ノ森神社がある。
徳島藩有林として禁山であったため古木が多い。
シコクシラベ・コメツガ・ゴヨウマツが多い。
見ノ越から剣山へ往復するだけで、一ノ森まで足を延ばす人は少ない。
次郎笈とは?
次郎笈(じろうぎゅう)は、四国山地東部の剣山地に属する山である。
山名は太郎笈と呼ばれる剣山に対峙することによる。
四国百名山の一つに選定されている。
一帯は剣山国定公園に指定されている。徳島県第二の高峰で、四国でも石鎚山地の二ノ森(1,929m)を僅かに上回り3位、西日本でも宮之浦岳についで4位となる。
山肌は一面にシコクザサに覆われ、シコクシラベも散見される。那賀川の源流にあたり、南側の旧木頭村に下ると高の瀬峡がある。山頂には四等三角点が設置され1930.01mとなっている。南側には剣山スーパー林道が通る。
東側真正面には剣山、一ノ森が、北側には讃岐山脈、西側には三嶺が望める。
ということで、剣山を登るならぜ行って見てほしい三つの山の紹介をした。
見ノ越駅から一ノ森へ
まずリフトの見ノ越駅にある駐車場に車を止める。
リフトには乗らず、劔神社の方にある登山口から登る。
見ノ越からまず一ノ森を目指す。
見ノ越から一ノ森までは1時間30分から2時間くらいだろうか。
とりあえずの登り始める。
この日はあいにくの雨模様。
実は訪れたのは7月。
長梅雨の影響で晴れた日に登ることはできなかった。
登山客はまばら。
こんな静かな剣山は初めてだった。
登山口から約40分、剣山観光リフトの西島駅に到着。
リフトに乗っている人はほとんどいない。
ここからさらに登っていく。
刀掛けの松を剣山山頂方面ではなく、東に進んでいく。
看板があるのでわかりやすい。
しかしここで一ノ森登山道通行止めの看板が・・・
とりあえず、途中まで進んで見たが、途中ロープで閉ざされた場所があった。
仕方ないので、ルートを変更。
剣山山頂を目指すことにした。
引き返し剣山山頂へ
刀掛けの松経由ではなく、別のルートで剣山を目指すことにした。
ちなみに刀掛けの松から一ノ森へ向かう途中にキレンゲショウマの群落地がある。
剣山はキレンゲショウマの全国一の群落地。
「花の百名山」に選出されているほどの山野草の宝庫。
進路を一ノ森から剣山山頂に変更。
しばらくすると山頂への分岐点。
剣山は幾つのも道があり、きちんと整備されている。
山歩きするには楽しい山である。
剣山山頂付近に到着もガスが出ていて視界不良。
とりあえすこの辺りで昼食を食べる。
ご飯を食べ終わり、しばらくするとガスが抜けてき始めた。
視界不良の状態が風で一気にガスが吹き上がる瞬間が山の醍醐味の一つと思っている。
ほんの1分前まで見えなかった次郎笈が顔を出した瞬間。
ガスをぬけて次郎笈へ
四国では石鎚山(標高1,982m)、剣山(標高1,955m)に次ぐ標高1930mの次郎笈。
剣山から次郎笈までの稜線歩きがとても気持ちがいい。
剣山山頂から一度一気に駆け下り、ある程度降りたところからまた登るコース。
所要時間は約30分。
もう少し早く行けるかもしれない。
結構疲れていたので時間がかかった。
次郎笈峠付近から見た剣山山頂。
この道を歩いてきた。
稜線がとても綺麗。
ガスのかかり具合も素敵たっだ。
帰りはリフトで見ノ越駅まで
次郎笈山頂で動画撮影と写真撮影を一通り終え、下山開始。
登り始めた時は雨が降っていたが、下山開始するときには青空も見え始めてきた。
剣山と次郎笈の間の分岐点より剣山観光リフト方面への道を行く。
途中複数の落石箇所があった。
比較的新しいそうな落石箇所。
注意が必要。
二度見展望所付近から大劔神社が見える。
ここから30分ほど歩くと観光リフト西島駅に到着する。
アップダウンも小さく歩きやすい。
西島駅付近に到着。
剣山も石鎚山と同じように信仰の山。
剣山も鳥居が多い。
リフト最終時間の16時45分ギリギリ。
なんとかリフトに乗ることができた。
片道1,050円。
まとめ
ということで剣山を堪能してきた、という記事。
雑な動画も撮影した。
次回は秋の紅葉シーズンに行ってみたい。