灼熱の夏。
車通勤している人にとって、エアコンが効かない車に乗ることはありえない。
本当にありがたい文明の利器。
そんな車のエアコンの効きが悪くなった。
堪り兼ねて、カー用品店のオートバックスに出向き、エアコンのガスチャージの依頼をすると費用が10,000円程度かかると言われた。
そこで自分で車のガス充填作業をやってみることにした。
ガスチャージに必要な道具
用意したのは、アマゾンで購入したチャージホース（メーター付き）。
そしてカーエアコン用の冷媒ガス『エアコンガス200cc缶R134a』。
ガスチャージホースとエアコンガス缶のセットも販売されている。
アマゾン
実際に車にエアコンガスチャージをやってみた
まずは充填する前の点検。
エアコンの点検窓を見ると、エアコン作動時には激しく泡が流れている。
車はかなりの年数使用していて、今までガス充填など行ったことがない。
動画を見ていただければわかると思うが、エアコンの作動音もかなり強く、激しく振動している。
幸い コンプレッサーは、正常に動いているっぽいのでエアコンガスを入れさえすればエアコンが効くと判断。
車の『L』のキャップを外し、カプラーを装着、ガッチリ固定。
ガス漏れしないことを確認したら、エンジンを掛ける。
- エアコンを内気循環
- ファンを最強
- 一番低い温度に設定
針を奥までネジ込んで穴を開け、数回転戻して穴を開ける。
エアコンは稼働させたままですが、窓も全開。
車内が冷えるとエアコンが停まって、ガスの補充ができなくなるそうだ。
ガスを充填する前にエア抜きを行う。
そしていよいよ充填
メーターでガス圧を確認しながら充填作業を行う。
メーターを見ながらガス充填。
過充填、つまりガスの入れすぎに注意する。
その状態のまま、点検窓を覗き込んで、たまに泡がポツンポツンという感じで流れるぐらいまで充填。
作業のコツで大切なのは、ガス抜きとカプラーをキチンと装着する、そして過充填に気をつけること。
効果を確認 ガスの入れすぎには注意が必要
ガス充填が完了。
確認すると、冷たい風が出ている！
無事成功！
しかしコンプレッサーがけたたましい音が鳴り始めてしまった。
車が今にも壊れてしまいそうな音と振動。
今年はこの車でしのごうと思う。
古い車なので来年の夏までには買い換えたい。
まとめ
興味本位でやって見たが、結構おもしろかった。
自分でやって見たい人、少しでも節約したい人にはオススメ。
車のエアコンガスチャージはやってみると意外と簡単。
DIYって楽しい。
『万一のことを考えて、専門的な知識を持っている人にお願いしたほうがいい』と言う人もいる。
自己責任でするなら全然問題ない。
ただし、コンプレッサーが壊れて入ればどうしようもない。
誰かのお役に立てれば何よりである。
