身近なところで崩落事故が起きてしまいました。
石鎚ロープウェイを利用する時には必ず通る道です。
崩落の状況とどのような道かを紹介します。
石鎚山への県道12号線でのり面崩落
国道11号線から県道142号線、また国道194号線から石鎚山の麓にある石鎚ロープウェイに向かう「県道12号線」でのり面崩落が発生しました。
法面(のりめん)とは、切土や盛土により作られる人工的な斜面のこと。
今回の県道12号線での人工的な斜面「のり面」が崩落したということです。
NHKのニュースによれば道路の脇ののり面(側面部)が20メートルに渡り崩落したとの事。
けが人はいませんでしたが、迂回路がないために石鎚ロープウェイの従業員や観光客が約50人、孤立状態となっています。
22日午前10時半ごろ愛媛県西条市中奥の「石鎚登山ロープウェイ」の乗り口の5キロ手前の県道で道路脇ののり面がおよそ20メートルの高さから崩落しているのを現場近くにいた工事関係者が見つけました。
NHK
今回、崩落した場所から約5キロ南に石鎚ロープウェイ登山口駅があります。
石鎚ロープウェイで海抜1,000メートル以上ある成就社駅まで上がり、少し先にある石鎚鎚成就社や宿泊施設に止まる観光客がいます。
観光客がロープウェイで降りて、登山口駅から車で下山できなくなってしまい孤立しているそうです。
現在、ヘリコプターでの救助活動は行われず、安全確認ご道路復旧のため、徹夜作業が行われるようです。
県道12号線のり面崩落、崖崩れ現場の様子
2016年の画像ですが今回の崩落事故現場の写真を撮影していました。
道路側面の壁や岩が迫ってくるようでとても怖いですが、アーティスティックでとても綺麗なので撮影していました。
県道12号線、石鎚ロープウェイ手前の河口で崩落。通行止めです。 pic.twitter.com/cyZoPWzvPP
— 西条自然学校 (@saijonature) 2017年11月22日
【緊急速報】通行止めについて
ロープウェイ手前約5km付近にて県道12号線に落石があり、現在車両の通行ができないとの連絡が有りました。
その関係かと思いますが、電話回線が不通となっております。
通行可能になり次第、お知らせ致しますので、続報をお待ち下さい。 pic.twitter.com/NbLc1bs1kZ
— 石鎚登山ロープウェイ(株) (@ishizuchi_rope) 2017年11月22日
崩落現場を通った時のムービーも残っていました。
まとめ
石鎚ロープウェイを登った先にある石鎚スキー場で行われるイベントによく出かけます。
とか
石鎚ロープウェイに乗車するためにいつも通る道です。
冬には「石鎚スノーカーニバル」も行われます。
崩落の原因はおそらく、2017年は10月に2度の台風による大雨の影響。
地盤が緩み今回の崩落現場以外でも山間部の道路では至る所で通行止めになっている模様。
愛媛県西条市と東温市を結ぶ桜三里の裏道も複数箇所で落石があり現在通行止めだそうです。
山道を通るときは細心の注意が必要です。
※追記 落石撤去作業完了により通行止が一時的に解除になりました。
今後の交通規制等についてはこちらの記事を作成しました。
参考になれば嬉しいです。