つくね芋とは?
つくね(捏、捏ね)とは、畜肉や鳥肉(まれに魚肉)などのすり身を団子状や棒状に成形した食品。
「つくね」とは、種を手や器具できちんと団子状に成形した(=捏ねた)ものを調理したものの総称であり、「つくね=肉類」というのは厳密には誤りである。同様に「つみれ=魚類」というのも誤りであり、「つみれ」はこねた生地を丸めずにスプーンなどで摘み取ってそのまま鍋や煮汁に入れるものをいう。つみれとつくねを合わせて丸(がん)と総称することもある。
wikipediaより
細かくすり潰したり叩いた肉に、つなぎとして入れる山芋がつくね芋。
山芋の品種の一つがつくね芋。
焼き鳥屋で食べる「つくね」はつくね芋からきているような気がするがどうだろう?
饅頭か和菓子に食品表示につくね芋が使用されている、と思う。
どっかで見たけど忘れてしまった。
つくね芋の保存方法
今回のメインはつくね芋の保存、保管方法。
つくね芋は寒さに弱く霜が降りる前に掘って収穫しないとドロドロに腐ってしまう。
収穫したつくね芋の保温適正温度は10度〜20度。
温かめの温度が必要なので、外に置いていたら寒さにやられてしまう。
保存方法はまず収穫した芋は割ってもいいのでわけれるだけ分ける。
根っこ、ヒゲみたいなやつをハサミで切る。
切らなくてもいいが、根っこがあると大きさが以外と分かりづらい。
小さいものと大きなものに分ける。
ピンポン球程度の大きさは来年の種芋用に残しておく。
ソフトボール程度の大きさの芋も食べるように残しておくが、食べきれない場合は来年の栽培用に使用する。
保存用に用意するのは米袋と籾殻(もみ殻)、すくもともいう。
もみ殻→つくね芋→もみ殻というふうにサンドイッチにして入れていく。
納屋に置いておくのも良いが、我が家ではビニールハウスに保管しておく。
一般家庭でつくね芋を越冬させるのはなかなか難しいかな。
米袋にもみ殻と一緒に入れて物置に置くか庭に穴でもほって袋ごと埋めておくかすると腐らずに種芋として使えるかもしれないかな。
つくね芋を美味しく食べるための下準備とレシピ
最初に書いたけど、つくね芋って山芋のことなので、普通にすりおろしてとろろごはんとして食べるのが一般的。
すりおろすと色が変色してしまうので、あくを除くために芋の皮をむいた後すりおろす前に1対10くらいの割合で酢を入れて1〜2時間つけた後、すりおろす。
とろろを使った定番としてはお好み焼きに入れたり、とろろを小分けにして油で揚げる磯辺焼きも美味しい。
つくね芋の栄養価
美容・疲労回復・滋養強壮によく効くつくね芋
最後につくね芋を広めるためにつくね芋のいいこと書きます。
山芋にはビタミンB1,ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれている。そしてムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させていきます。
このムチンが、疲労回復に大きな役割がある。
山芋に含まれるネバネバのムチンは食物繊維なので、糖質の吸収を遅らせます。
食後の血糖値の上昇を抑えるため、インシュリン分泌も少なく抑えることができ、食後血糖値をコントロールできない糖尿病患者には、身体に優しい食べ物と言われている。
また、サポニンとよばれる成分が血管壁に付着したコレステロールを除去し、サポニンには抗酸化作用もあり、解毒作用の成分と共に肝臓の健康を促進します。
山芋と僅かな酢、お好みで納豆などを混ぜたネバネバ食材をご飯にかけて食べると疲労回復効果あり。
酢を取り入れると疲労成分である乳酸が燃やされ、納豆で疲労回復効果のあるビタミンB1が取り入れられ、そして山芋で消化力と、滋養強壮も促進します。
食物繊維が豊富なので腸内をきれいにし、便が良くなる。便秘が解消されるため肌の調子がよくなる。
山芋は女性の美肌や若返りにとても効果がある。
大腸がんや高血圧の予防などの働きもあります。
参考
https://latte.la/column/15312063
まとめ
つくね芋はスーパーでも結構な値段がします。
でも美味しいし、栄養満点。
見かけたら是非買ってみてね。
つくね芋の栽培方法やレシピについては別記事にて紹介しています