農業・農作業

トラクターの運転の仕方とウサギとカメの使い方のコツについて

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多分30年以上前の全農の中古トラクター「ZEN-NOH ZL2201」。
製造元は多分クボタのトラクター。
OMEで農協から販売されていたと思われます。

トラクターの運転操作について、コツとか書いていきます。

トラクターの運転のための操作手順

エンジンをかける

まずエンジンをかけます。
スイッチの左に「スタータースイッチの操作の注意」の通りにするとエンジンがかかる。
写真を交えて紹介します。

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鍵をONにする。

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まず、スイッチを左に回して30秒くらい。予熱で温める。

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メータの横にある穴を覗くと熱線が赤くなるので右に回してエンジンをかける。

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右足でアクセルペダルを踏んでエンジンをふかす。
これでエンジンがかかります。

ロータリーの爪を回転させる

手前のレバーがロータリーの回転用のレバーで、奥側が主変速レバー。
前進やバックするときに使うレバー。車のマニュアル車と同じ。

両はしのペダルを踏みながら画像右側のレバーを動かしてギアを入れます。
一番右上にすると「1速」。
爪の回転はいつも1速で耕しています。

運転席の座席右側のレバーを押すと下がり手前に引くと上がります。
運転席の下にあるひねり口でロータリーの動く速度を変えることができます。

これだけでトラクターの運転は簡単にできます。

安全運転には十分気をつける。

畑を耕す時のトラクターの運転操作方法と注意点について

 

トラクターの表記について

ウサギとカメ

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エンジンの回転数を上げるアクセルレバーはウサギとカメの絵が描かれています。
どういう意味かというと亀は遅い(slow)、ウサギは早い(fast)。
回転数が少ないか多いかという感じです。
アクセスレバーのマークがこれ↓

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わかりやすいけどなんかふざけてないか!?

走行距離ではなく運転時間

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トラクターメーターの回転系の下は走行距離ではなく、積算時間計になっています。

エンジンを定型回転で使用した時の時間を示している。白枠の数字に6を掛けた数字が分数になる。
1615時間42分。日数で言えば約67日。
30年以上前の中古トラクターですが稼働時間はかなり少ないです。
新車のトラクターが300万円だとすると一時間あたり44,000円。

た、高い!!

30年前のトラクターですが、かなり重宝しています。

道路運転時の操作

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マルチレンジ。
耕作時の低速から高速にレバーを変更します。
Hは道路運転時で早く走ることができ、Lは低速で耕耘時に使用します。

公道で運転する場合はトラクターの大きさにより、小型特殊免許または大型特殊免許が必要になります。
公道を走るにはナンバープレートも必要です。

敷地内でトラクターを使用する、つまりトラクターで畑や田んぼを耕したり作業するにあたっては資格は必要ありません。

 運転停止

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トラクターのエンジンを止める場合は右足元にあるレバーを上に上げるとエンジンが停止します。

エンジンを止めた時にキーをOFFに戻します。
キーを戻し忘れるとバッテリーが上がってしまいます。

まとめ

という感じでトラクターを操作します。
運転のコツとしはなるべく低速で走行し耕す、畑が固い場合はロータリーを一番下まで下げず、浅い目で耕す。
そして、数回に分けてだんだんと深く耕します。

トラクター初心者が耕す場合はまっすぐ一直線に耕すのが難しいです。
コツは手前ではなく耕す終わりの地点を見ながら終わりの地点までイメージでまっすぐな線を引きます。

難しい場合は荷造り用のビニール紐の両はしに棒を取り付けてるなどして「ピン」と一直線になるように張ってビニール紐に沿って耕すと一直線に耕せます。
耕す時はなるべくウサギの方にレバーを引きます。

何事にもコツが必要です!

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