キャベツ、ブロッコリーを植えた残りの畝
予定数のキャベツとブロッコリーの苗を定植し終わった残りの畝。
種がたくさんあるので植えてみた。
すじまき
すじまきとは、種の蒔き方の一つ。
漢字はスジ撒き、条まき、すじ蒔きなどどれが正のかよくわからない。
主にニンジン、ダイコン、ごぼうなどの直根性の野菜に用いる。
すじまきの行い方には何種類かあるが、総じて直線状に凹みをつくり、そこに種を落とし入れる。
・指で土をなぞり、スジ、つまり直線状の溝をつくる。そこに種をいれ、土をかぶせる。
・板や棒など、長いものの辺(へん)を土に押し付けると綺麗な溝になる。
今回はアーチ用のパイプを使用し、すじまきの仕方を説明。
すじまきの方法
使用するのはアーチに使用する鉄パイプ。
先ほど説明の通り。
畝の上で体重をかけて押し込むと下の写真のようにへこみができる。
ここに種をバラバラっと落としていく。
種を蒔いた後はもみ殻、糘(すくも)ともいうが、凹んだところに巻いていく。
蒔いた種を紹介
タアサイ
これがタアサイの種。
別名如月菜(きさらぎな)とも言われ寒さに強い。
繊維が少なく歯切れが良く、煮くずれしない。
ホウレンソウ
これがホウレンソウの種。
ビタミンや鉄分、カルシウムが豊富な栄養価の高い野菜。
炒めたりおひたしにしたりすると美味しい。
色がピンク色なのはコーティングで着色しているから。
ホウレンソウはアルカリ性の土壌を好む性質がある。
うまく成長し、収穫できるか心配。
大根
これも着色された大根の種。
全国的に栽培されるあまりにも一般的な野菜。四季を通じて栽培、消費され量的にも多い。
実は古代に中国を経て渡来した野菜である。
昔ど根性大根とか言ってアスファルトから大根が生えていたが、大根は育てやすくどこに植えても大抵芽が出て大きく成長する。
大根を育てた人なら誰でも知ってる。
大根だけはすじまきではなく人差し指で穴を開けて一粒ずつ植えた。
春菊(シュンギク)
冬から春にかけて鍋物に欠かせない春菊はキク科の植物。
葉を摘み取りながら収穫するので長期間収穫できる。
高菜
春に党の立ち始めた頃のピリッとした辛みと香りがある野菜。
漬物にすると美味しい。
今回いろいろな野菜の種をすじまきで植えたが、だいたいこれと似たような種が多い。
これはアブラナ科の種がこんな小さい茶色っぽい種である。
この種をごちゃ混ぜに混ぜたら何の種かわからないだろう。
葉大根
葉大根の種。
大根をすじまきにした場合、葉を間引いた時に取れる葉大根と同じ。
わざわざ葉大根に特化した種を作らなくても良いと思うが…
カブ
新金町カブ、絹はだ、日野菜カブ、天王寺カブと新種の違うカブ。
日野菜カブだけ形が違うのでわかるが、カブはあまり詳しくない。
色、形の違う多彩な地方品種がある。
たくさんの品種があるので家庭菜園で楽しむことのできる野菜。
小松菜
小松菜は青い色でコーティングされている。なぜ?
栄養豊富な野菜で各種料理に用いられる。
東京小松川で栽培されていたことから名前がついたとされている。
カブから分化した最も古い品種。
まとめ
種をすじまきにした後もみ殻をかけた。
上の画像を見ていただけたらわかると思うが、向こうまで約100mある。
徒歩約1分15秒の長さのところに野菜の種を植えたわけだが、ここに植えるのはかなり大変。
これだけ植えてどうするって言われたら、「そこに植える場所があるから」って答えたい。