四国在住の当ブログ運営者が、実際に四国のオススメ観光スポットに行って、その感想などを紹介していきたいと思っています。
『祖谷のかずら橋』をご存知でしょうか?
国の指定重要有形民俗文化財にも指定されている祖谷のかずら橋。
四国徳島が誇る秘境観光スポット。
『秘境』と書きましたが、近年道路が整備され非常に訪れやすい観光スポットになっています。
かずら橋情報や実際に行ってみた感想・注意点などを紹介したいと思います。
祖谷のかずら橋とは? どういう観光地で何がオススメか?
平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にあるかずら橋。シラクチカズラ(重さ約6トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14m。 昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設であった。3年毎に架替えが行われる。
年間30〜35万人の観光客が訪れる人気の観光スポット。
住所:〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
電話番号:0120-404-344
2012年10月、トリップアドバイザーの企画、「バゲットリスト」の「世界の徒歩吊り橋10選」に祖谷のかずら橋が選ばれたこともあり、多くの外国人観光客も訪れる人気観光スポットなんです。
『祖谷のかずら橋』は自然と歴史、そしてスリルを体験できるスポットとして、国内のみならず外国の方にも人気なんですよね。
魅力は何と言っても下が透けて見えるこのかずらの恐怖体験!
子供からお年寄りまで実際にかずら橋を渡っています。
高所恐怖症の方はオススメしません。
怖くて橋を渡れないという人は、すぐそばの車が通れる橋から、かずら橋を渡る風景が楽しめます。
アクセス(所要時間)
交通は以下のとおり。
井川池田IC→国道32号(高知方面)→県道45号→県道32号→市道→(全行程:車で約1時間)
JR大歩危駅より四国交通バス(かずら橋、または久保行き)→かずら橋バス停下車→徒歩5分
車を運転する外国人観光客の方も多く見かけられます。
見ると『わ』ナンバーの車。
遠くから来られる多くの観光客はレンターカーを利用しているようですね。
四国のバスや電車の発着便が少ないたね、やはり時間に縛られない『レンタカー』オススメですね。
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営業時間と定休日
営業は年間無休で行われています。
営業時間に関しては季節によって違うので注意が必要。
営業時間 | |
4月~7月20日 | 7時~18時30分 |
7月21日~8月 | 6時30分~19時 |
9月 | 7時~18時30分 |
10月~11月 | 7時~17時30分 |
12月~2月12日 | 8時~17時 |
2月13日~3月 | 8時~18時 |
かずら橋の料金
一 般 | 大 人・(中学生) | 550円 |
小 人・(小学生) | 350円 | |
団体割引(20名以上 小人も含む) | 大 人 | 500円 |
小 人 | 320円 | |
障がい者割引(障がい者手帳・療育手帳を提示) | 大 人 | 270円 |
小 人 | 170円 |
駐車場
駐車場は複数あります。
この中でも一番大きな駐車場はかずら橋大型駐車場の『かずら橋夢舞台』。
整地された立派な駐車場の普通自動車の駐車料金は1日・510円(税込)。
大型バス14台、乗用車300台収容が可能な大型駐車場。
GWやお盆などの繁忙期でなければ「車が停められない!」と困ることはないと思います。
実はこの駐車場の料金が一番高いですね。
他は300〜400円。
かずら橋から遠い場所だと200円で停められる駐車場もあります。
オススメは喜多パーキングかかずら橋渡り口駐車。
喜多パーキングの駐車料金は400円。
かずら橋に一番近い駐車場です。
足の不自由な方や歩くのが面倒な人にオススメ。
かずら橋渡り口駐車は少し離れていますが、200円と割安だったと思います。
私は夢舞台前の駐車場に車を停めしました。
300円でした。
その他 トイレや飲食店
かずら橋周辺には『かずら橋夢舞台』や祖谷そばや美味しそうな田楽や焼き魚などを販売している飲食店があります。
- アメゴ 600円
- 焼き団子 400円
- でこまわし 400円
祖谷の郷土料理「でこまわし」とは、「でこ」は木偶=人形という意味。
人形浄瑠璃に形がなんとなく似ていることから名付けられたと言われています。
ジャガイモやそば団子、こんにゃく、地域に伝わる固めの豆腐「岩豆腐」が串に刺さっています。
これを炭火の脇で回しながら焼いていくので「でこまわし」と呼ばれるそうです。
周りには香ばしい香りが漂ってきます。
是非お勧めします。
かずら橋周辺で昼食・ランチを食べる場所は十分あります。
ただし混雑する可能性もあるので注意が必要。
トイレも『かずら橋夢舞台』などにあります。
残念ながらバリアフリーが充実しているかというと、そうでもありません。
混雑状況とオススメの時間帯
複数回訪問しましたが、土日祝日の午前10時から夕方の営業時間終了までは混雑しています。
かずら橋周辺の道路には多くの観光客と車でごった返します。
田舎の観光地ですからね。
キャパが限られているので大渋滞とまではいきませんが、それでも大変混雑します。
オススメの時間帯は営業開始直後から9時くらいまで。
朝早い時間帯は誰も渡っていないかずら橋を見られる唯一のチャンス。
こんな写真はなかなか見られないレア画像じゃないでしょうか?
かずら橋を眺められる場所も朝7時台はこの状態。
人混みを気にせず写真撮影する人にとっては絶好の時間帯となります。
誰にオススメか?
家族づれや子供づれ、恋人同士で訪問している、という印象ですね。
私のようにバイク・車に乗ってひとり旅、という人もよく見かけます。
誰が行ってもおすすめの観光地だと思います。
とくに大阪や東京、地方都市に住んでる人たちにとっては、祖谷のかずら橋というのは『非日常』の体験になこと間違いなし。
滞在時間
かずら橋を楽しむだけであれば10分〜20分程度。
かずら橋の少し離れたところに『琵琶の滝』があります。
いかにもマイナスイオンが出ている感じで、夏は『涼』を楽しめます。
そして川辺に降りて川遊びを楽しむこともできるんです。
清涼な祖谷川で川遊びは、とくに子供におすすめです!
実際に行って撮影した写真
実際にかずら橋を渡って見ました。
この写真を撮影したのは午前6時45分。
人もまばらですが、7時前にもかかわらずこんなに人がいるとは思っていませんでした。
祖谷のかずら橋の人気の高さが伺えます。
大人料金550円を支払い祖谷のかずら橋を渡って見ます。
祖谷のかずら橋をもっとも楽しむには午前中の早い時間帯がおすすめ!
昼間よりも断然空いています!
祖谷のかずら橋を渡った後は『琵琶の滝』
かずら橋を渡り切ったら訪れてほしいスポットがかずら橋から徒歩1分ほどのところに「琵琶の滝」。
祖谷のかずら橋を渡ったら左に進みます。
祖谷に流れ着いてきたと言われている平家の落人達が、昔の古都の生活をしのびながら滝の下で琵琶を奏でながらつれづれを慰め合ったことが由来とされています。
程よい水量で水が流れる音が心地よい琵琶の滝は、とくに暑い夏の時期がおすすめ。
夏の避暑地として、またマイナスイオンを存分に感じられるスポットです。
滝の前の橋をおりていくと河原におりることができます。
岩場に立つと、かずら橋を見上げるようなアングルになります。
撮影スポットにぴったりですね。
行ってよかったところと悪かったところ
子供づれ家族づれの方や年配・年寄り・老人の誰でも楽しめる祖谷のかずら橋。
魅力は恐怖・スリル満点の祖谷のかずら橋と祖谷渓に囲まれた山を背景に映えます。
注意点は、周囲にガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどがないこと。
混雑する飲食店を避けるのであればあらかじめ食料を買っておいたほうがいいですね。
ガソリンスタンド
近場のオススメ観光スポット(実際に訪問したところ)
周辺にはカヌーやラフティングで世界大会も行われた「大歩危峡」もある『大歩危小歩危』。
徳島県徳島市から紀伊水道に流れる吉野川の上流にあたるこの渓谷は見るだけでも圧倒されます。
別記事にて紹介したいと思います。
その他「小便小僧」像やJR大歩危駅、高知県の秘境駅『土佐北川駅』なんていうのもあるんですよね。
マニアックですが、「酷い道」と書いて『酷道』と揶揄される『酷道ヨサク』こと国道439号線も近くを走っています。
これらはまた別記事にてたっぷり紹介していきたいです!
口コミ・評判
【日本三奇橋 祖谷のかずら橋】笑顔の気持ち良い対応されます。よく出来た太いカズラと一応金具ボルトもしてあるなぁと安心して渡りました。
女性
有名な観光地です。遠方の方は、高知県にあると思っている人が多いという話も聞きますが、徳島県です。通行料金は¥550でした。橋の上は一方通行で、まずは並行する普通の橋を渡って、帰りにかずら橋を渡る形になります。橋の上は、揺れるのは揺れますが自分は怖いとは思いませんでした。ただ足がすくんでいる人は見かけました。注意すべきなのは、足場と足場の間は正味何もありません。足を踏み外しても川に落下するような幅ではありませんが、ケガをする可能性は否定できません。それ以上にデジカメやスマホで撮影とかする場合は、くれぐれも注意しておかないと、落としてしまうと無事なまま回収するのは極めて困難だと思われます。
女性
じゃらんネットやグーグルマップなどを見ても軒並み高評価ですね。
もちろん低評価もありますが、少数です。
まとめ
年間30万人以上もの観光客がかずら橋を渡るため、老朽化が早い事から3年に一度架け替えが行われており、約1か月を要するそうです。
夜間はかずら橋を渡ることはできませんが、19時から21時までライトアップされます。
また紅葉シーズンにはかずら橋をと紅葉が綺麗に見えます。
インスタ映えしますよね。
春は藤、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々でかずら橋の見え方も変わルノが魅力の一つ。
ぜひ徳島県の秘境観光スポットを楽しんで見てください。
徳島県祖谷かずら橋への交通手段
徳島県祖谷かずら橋へは徳島空港からだけでなく、香川県の高松空港からも便利なんです。
ぜひ高松空港からの飛行機の日程もチェックしてみてください。
三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋のひとつとして知られ、重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られているそうです。3年毎に架け替えが行なわれているそうで現在は周辺が整備されており、大型バスやマイカーでも訪れることのできるスポットになっていますが、その昔は断崖を通らなければ辿り着けない「秘境」だったそうです。<br /> 一歩踏み出すたびに軋んでユラユラと揺れる橋はスリル満点!<br /> 赤や黄色に色づいた木々に囲まれる秋のかずら橋は、しっとりとした風情で趣を感じます。<br /> また、アメゴや鮎の塩焼き、祖谷蕎麦もとても美味しいです。
男性