農業・農作業

農業の儲ける仕組み・考え方・思考法 覚えておくべき作付け面積単位と時間と費用

いきなり結論から言うが、儲かる仕組みを構築するには、お金、時間、場所という3点が必要である。
それに、普通の商売でも当然の事だがプラスαが必要になってくる。

農業の作付け面積

農業では普段使わないような面積の単位が出てきます。代表的な一歩・一畝・一反・一町の面積をについて書いておく。

一歩(いちぶ)
一歩は約3㎡で、面積としては1坪(畳二畳分)と同じです。

一畝(いちせ・ひとせ)
1畝は約100㎡です。
1aは100㎡なので、1畝=1aです。

一反(いったん)
1反は約1,000㎡、10rです。
昔は、お米が1石(成人1年間の米消費量)分収穫できる面積を「反」としていたそうです。

一町(いっちょう)
一町は約10,000㎡、1haです。10反で1町になります。

単位 読み方 面積 覚え方は以下の通り

  • 歩 ぶ 3㎡ 1坪(約2帖)
  • 畝 せ 100㎡ 1a
  • 反 たん 1,000㎡ 10a
  • 町 ちょう 10,000㎡ 1ha 10反で1町
  • a アール 100㎡
  • ha ヘクタール 10,000㎡ 1町
  • ac エーカー 4046.9㎡ 約4反
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お金 費用 経費

種や苗を購入したり、トラクターや耕運機などの農機具、肥料、ビニールハウス栽培ならビニールハウスハウスを組み立てるパイプやビニールなどの資材など農業にかかる費用は多岐にわたる。

そして、栽培する農地が広ければ広いほど経費も必要になる。
この金額をどれだけ抑えるか、そしていかに効率よく栽培していくかがカギになる。

例えば玉ねぎ苗を一般価格の100本890円で購入すると20000本苗を購入するとかなりの価格になる。

それを抑えるために苗代を抑えるために業者や農家と交渉してやすくしてもらうか、自分でタネから育てる工夫をしなければならない。
農機具

時間 リードタイム

種を蒔いてから収穫販売するまでの期間は短ければ短いほど良い。

工場で言えば仕入れた材料を加工し、完成品、商品を出荷するまでの期間が長ければ少しでも短縮しようと「カイゼン」を行う。
短ければ短いほど代金の回収も早くなり儲けが出る。

品種改良以外に農作物を少しでも美味しくするために晩生(おくて)の栽培を行うが、農作物の美味しさやこだわりがなく、お金儲けだけ考えるなら通常より早く収穫できる早生(わせ)品種を栽培するのも1つの手である。

タネを蒔いてからと書いたが、タネや苗を植える準備を始めてから収穫・出荷までのリードタイムが大事である。

リードタイム(lead time)は、生産・流通・開発などの現場で、工程に着手してから全ての工程が完成するまでの所要期間である。 トヨタ自動車発祥の和製英語と言われることもあるが、1945年(昭和20年)にアメリカ合衆国での使用例がある。

リードタイム - Wikipedia

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まとめ

以上、農業で食べていくために必要なことについて書いた。

特に作付け面積は農家であれば必須事項で会話によく出てくる。

経費・費用やリードタイムについても収入を得ようとするなら考えておいた方が良い。

また趣味で家庭菜園をしている人もどのくらいの経費がかかっているか考えるきっかけとなれば良い。

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