ゴールデンウィークが終わる頃から夏野菜の家庭菜園が本格化します。
もうすでに苗や種を購入して土作りが完了している人もいるかもしれません。
野菜を育てて見てはじめてわかる楽しさや大変さ、簡単さや難しさがあります。
大変さ、難しさというのは野菜がうまく育たない場合。
なぜうまくいかなかったのか検証し、次に生かさなければなりません。
会社の休日に家庭菜園を楽しんでいるのに「PCDAサイクル」や「改善」を行っているようで会社にいるのと変わりない感じがしてきますね。
んで、今回はきゅうりがうまく育たない、成長しない原因、理由と対処方法を書いていきます。
気温が低い
夏野菜ということで収穫時期は7〜9月。
4月から苗を植え始める人もいますが注意が必要です。
近年の温暖化で昼間は夏を思わせるような暑さの日もありますが、夜は意外と寒いです。
夜の気温は18度を下回ります。
購入したきゅうり苗をポットから畑へ移植したばかりだと18度以上の気温が必要です。
どうしても早めに収穫したい場合はホットキャップ被覆を使用するとよいでしょう。
種から育てている
市販されているきゅうりの苗はかぼちゃときゅうりの接ぎ木なんですよ。
知ってました?
きゅうりをタネから栽培する場合と比べ、かぼちゃとキュウリの接ぎ木は病気に強く(耐病)収穫量も多いです。
また続けて同じ野菜を栽培する時に収穫量や病気になる「連作」を防ぐこともできます。
タネから育てる場合は設備、資材がないととくに芽出しが難しいです。
粗悪な苗を使用している
苗によって良し悪しがあります。
見た目でわかる場合もありますが、見てもわからない場合も多いです。
収穫開始時期から曲がったきゅうりが多い場合は苗があまり良くない証拠。
1苗だけでなく3〜4苗を違うお店で購入して少しでもリスクを回避するのがよいでしょう。
肥料、土壌が良くない
化成肥料を大量に使用しようしたり同じ野菜を何回も栽培すると土壌が痩せてしまいます。
何も栽培せずに一定期間放置するか豚糞、鶏糞、牛糞などの有機肥料を使用し、土壌改良を行うとよいと思います。
もうすでに苗を植えてしまっている場合は来シーズンに向けた土壌づくりを置こうとよいでしょう。
まとめ きゅうりをうまく育てるために行うこと
どの場合どうということはありませんが、なるべく温かい状態を保ちこまめな肥料と水やり、色の変色した葉っぱをむしって摘葉を行うなどの処置を検討して見てください。
しかし初期の段階からなかなか成長しない場合は新しく苗を購入する方が手っ取り早いです。
「成長」という漢字を使いましたが、「生長」とも言います。
以上きゅうりがうまく成長しない原因とうまく成長を促進させる方法でした。