キャベツ畑の様子
キャベツの収穫も終盤に差し掛かっている。
思った以上に良いキャベツが多かったが、売り物にならない小さいキャベツも多い。
事前の予想通りである。
収穫後のキャベツから新たなキャベツが生えてくる
キャベツの収穫後の切り株から新たな脇芽が出てくる。
品種改良したのが「芽キャベツ」。
ブロッコリーは脇芽を摘んで食べるのだが、キャベツの脇芽は食べない。
脇芽を摘んで食べる地域もあるようだ。
この脇芽は紫色になっている。しかも小さいのでわざわざ食べたりしない。
この時期は収穫後の株だけでなく、収穫前のキャベツの葉っぱが紫色になる。
紫色のキャベツの葉っぱの正体
収穫前の畑のキャベツが紫色に変色している。
これはキャベツが低温に当たるとポリフェノールの一種のアントシアニン色素を生成するので紫色になる。
ポリフェノールはブルーベリーなどに多く含まれる目に良いと言われている成分である。
寒さに当たったキャベツは美味しさのサインとなる。
直売所に売られているキャベツのほとんどは紫色の葉のは見られないが、自分はつけたまま販売している。
紫は美味しいキャベツのサイン証拠である。
寒くなればなるほど糖分を貯めようとする性質はキャベツだけでなくブロッコリーやカリフラワーも同じである。
尖ったキャベツ
「初秋」という品種を栽培しているが、まだ植えるスペースがあったのでもらった苗を植えた。
もらったキャベツの品種を知らず、最初見たときは「早くもとう立ちしている!!」とがっかりしていたが、収穫したキャベツを真っ二つに切った「とう」が出ていないのでこのような品種なのかと問い合わせしたところ、とんがりキャベツだとわかった。
とんがりキャベツの品種は「みさきキャベツ」か「とんがりキャベツ」。
先が尖ったタケノコ型のキャベツは巻は比較的ゆるく、葉はやや肉厚で春キャベツのような感じ。
歯ざわりがよく甘みがあり春キャベツに近い。
ちなみにトウ立ちというのは大根や白菜、キャベツなど、花を咲かせる茎のことを董(トウ)といい、とうが伸びることをである。
まとめ
冬に収穫するキャベツとつくね芋のお好み焼きを作って食べるのが大好きなのであった。
自家製キャベツとつくね芋を使ったお好み焼きはまた別の機会に(^○^)