2016年に天候不良による大不作のために原料である充分な量のじゃがいもを確保できなかったカルビーやコイケヤなどのお菓子メーカー。
そのために、2017年はポテトチップスのピザ味などの販売を一時休止するまでになりました。
じゃがいもって栄養価が高く簡単に栽培できて、しかも価格の安い食材なんですよね。
そんなじゃがいもの栽培と収穫、そして採れたてを料理してみたので紹介します。
遅かった種芋の植え付け
じゃがいもが日に当たると緑色に変色してしまいます。
緑色のじゃがいもは毒で食べてはいけません。
しかし、種芋としては使用できるので大急ぎで畑を耕し、場所を確保して植え付けました。
通常であれば2月の中旬から下手にかけて植え付けますが、3月末の植え付けとずいぶん遅くなってしまいました。
葉っぱもまだ青々して花が咲いているじゃがいももあります。
収穫をさらに遅らせても良いかもしれません。
じゃがいもの育成期間
土中にウイルスがいるせいか若干病気気味のじゃがいもがちらほら見かけられます。
今回のじゃがいもの収穫ではカリウムや牛糞、豚糞などの肥料や芽かきはほとんどしていません。
土がある程度しっかりしていれば簡単に育てる事ができるという事です。
遅くなった収穫時期
通常だあれば5月下旬からの収穫となりますが植えるのが遅かったせいもあって7月の収穫になりました。
梅雨の雨が続く時期の収穫となりましたが、収穫のポイントは、晴れて土が乾いた日に収穫します。
土が濡れていると土の中のじゃがいもも湿っています。
腐りやすくなってしまいますのでできれば土が乾いた時に掘り出すのが良いかなと思います。
男でもできる簡単料理
すぐに食べたら全然問題はありません。
- ピーラーで皮をむく
- 薄く輪切りにする
- 片栗粉をまぶす
- 油で揚げる
- キツネ色になったらお皿に移して塩をかける
以上がとれたてのじゃがいもを美味しく食べる簡単レシピ「じゃがいもの素揚げ」です。
まとめ
じゃがいもは馬鈴薯バレイショともいい、育成期間が3ヶ月と短い期間でたくさんの量、多収が得られます。
デンプン質が豊富で生産効率が高く輪作にも向いています。
今回育てたじゃがいもはキタアカリという数年前に出てきた比較的新しい目の品種です。
最近は品種改良でじゃがいもの種類が多くなりましたが個人的には一番好きで、一番美味しいじゃがいもではないかと思っています。