和歌山県和歌山市和歌浦地区の紹介
和歌山県和歌山市に旅行に行ってきました。
和歌山市の中でも特に興味深かったのは和歌山県北部の「和歌浦」から「雑賀崎」にかけての海岸線ドライブ。
和歌浦地区から雑賀崎地区までを総称して和歌浦と呼ばれています。
和歌浦と書いて「わかのうら」と読むのですが、漢字の読みのまま「わかうら」とも読まれます。
万葉集にも読まれた風光明媚な場所で国の景勝地にも選ばれています。
「四国、愛媛のいいところを紹介しろよ!」と突っこまれそうなテーマです。
和歌浦の風景
先ほど紹介したように和歌山県和歌山市和歌浦地区は万葉集にも出てくる綺麗な景勝地で、戦前、戦後くらいは和歌山でも有名な観光スポットでだったそうです。
残念ながら多くの旅館が廃業して廃墟になっています。
景色はすごく良いところで、釣りのメッカとしても有名で多くの釣り人がいました。
和歌浦を車で探索しましたが、昭和の匂いが漂う町です。
廃墟になったホテル「魚又楼」。
約10年前の2006年前後に廃業になったホテルのようです。
雑賀崎地区について
和歌浦地区の一部で「奥和歌浦」とも呼ばれ、瀬戸内海国立公園の特別指定地域にも選ばれている地域。
「日本観光地100選」にも選ばれたこの地域は海がとても綺麗で、特に雑賀崎灯台からの景色が絶景!
雑賀崎地区の風景画像
雑賀崎灯台。
意外と小さい。
階段を登って和歌山市内の風景も一望できる。
遠くに見えている工業地帯は多分住友金属工業の工場です。
海がとても綺麗です。
うっすら向こうに見えているのは四国。
もしかしたら、淡路島かもしれません。
雑賀崎地区の様子。
こちらも和歌浦地区と同じように昭和の匂いがします。
灯台の周りをうろつく野犬。
野犬の数がとても多かった。
昔の売店跡のようだ。
当然今は閉店して廃墟となっています。
雑賀崎灯台から見た景色は絶景で写真を撮るにはとても良いところ。
雑賀崎地区の廃墟になったホテルの様子
ここは廃墟マニアなら有名な旅館「七洋園」。
2016年時点でまだ営業をしていました。
外観の様子を写真に撮っていたら旅館の人が出てきたので退散しました。
七洋園の隣の旅館の「太公望」は残念ながら廃墟となっています。
廃業する前の最後のお客さんもいたんですよね。
なんか感慨深いです。
今話題の観光スポット「加太」
次に行ったのは和歌浦から車で約1時間、同じ和歌山市内の港町、加太地区。
加太は大阪府岬町側からも訪れることができます。
加太には多くの人が観光に来ていました。
加太の様子を画像を貼り付けていきます。
加太の港
和歌浦でも多くの釣り人が釣りを楽しんでいましたが、加太の港でも多くの釣り人で賑わっています。
港の様子。
外国の軍艦の大阪への侵入を防ぐために作られ、第二次世界大戦まで使用されていた旧日本軍の砲台や要塞がある友ヶ島。
以前は釣り人が訪れる程度の島でしたが、廃墟と化した要塞がラピュタのようだと話題となり「ラピュタの島」として有名になった友が島がすぐ近くに見えます。
今回の旅ではいきませんでしたが、訪れる機会があれば是非行ってみたいです。
旅館があります。
「加太 おさかな創庫」と書かれた建物の中で貝や魚をバーベキューで楽しむことができます。
画像の左側が人形の神社で有名な淡嶋神社。
神社へ行くまでにおみやげ屋さんやお食事処がありここも大勢の人で賑わっています。
淡嶋神社の様子
神社のいたるところに供養されてた人形があることで有名な淡嶋神社の様子。
淡嶋神社の境内に日本人形がびっしり。
境内の下にも女の子の人形がたくさん。
招き猫の人形。
彼らが多くの観光客を呼び寄せているのかもしれません。
侍人形。
般若や翁、おたふくのお面。
人形の神社で幸せ祈願というのも少し違和感があるような気がします。
カエルの置物もあります。
手前にシーサー、狛犬と奥におじいさんかおばあさんの人形があります。
ダルマ人形。
おいなりさん、狐の人形。
他にも、一物の人形などもありました。
同じ種類の人形をまとめておいて整理された状態です。
加太神社に祀られている人形はかなり見ごたえがありました。
まとめ
今回訪問した和歌浦と加太は「表と裏」、「光と影」といった印象を受けました。
近年は廃墟になった駅や廃墟になった工場の見学が流行っています。
最近は少子高齢化ということで、日本の人口が減りつつあります。
和歌山の二つの観光地を訪問して何か将来の日本を映し出しているような気がします。
と真面目なことを書いて締めます。
以上、和歌山県への旅行レポートでした。
最後まで見てくださった人、本当にありがとうございました。