9月、10月は台風の多い季節です。
衆議院議員選挙の投票、開票が行われる2017年10月22日に台風が近づいてきました。
愛媛県では9月に落石などによる通行止め、農業被害、決壊寸前の重信川の増水など台風による被害いが発生しました。
先月の台風の影響で地盤が緩んでいます。
山沿いでは落石の危険性、海沿いでは高潮による被害も予想されます。
防災に関して改めて考えてみました。
災害時の情報について
交通規制、通行止めなどの交通情報
愛媛県、徳島県、香川県、高知県の県道、国道の通行止の区間を表示してくれるサイトです。
四国以外のページもあります。
四国の高速道路の交通情報を表示するサイト。
通行止の区間が一目でわかります。
四国の現在の交通状況がわかるライブカメラです。
リアルタイムではなく、ある程度のタイムラグがあります。
下記は愛媛の国道、県道のライブ映像です。
気象庁のサイトでは台風、地震、大雨、河川氾濫警報、噴火情報など、災害に関するありとあらゆる情報が提供されています。
四国で噴火する山はありません。
台風に関する情報を記事にしました。
台風や地震などの災害に役立つ便利グッズ
ラジオ
停電時の情報の必需品。
アナログな感じはしますが、NHKなど電源をつけているだけで音声が流れ情報を得ることができます。
やはり情報が一番大事です。道路情報や台風、地震の情報を随時確認する事ができます。
誰かの声を聞くだけでも安心できます。
現在ではスマートフォンの普及で、インターネットラジオを活用する手段があります。
懐中電灯
防災グッズに必須のアイテム。
主に停電時に使用します。
夜間に外に出るためには使用しない方が良いです。
あくまでの停電時の緊急時用として使用しましょう。
頭に取り付けるタイプは両手を使うことができるので以外と便利です。
充電器
スマートフォンの充電器があれば充電が切れた時に役立ちます。
防災グッズ以外でも日常でも活用できます。
非常食
長雨で買い物できない時にはカップラーメン、缶詰など、日持ちするものを前もって購入しておくと良いです。
カン詰めを用意する場合はカン切りもセットで用意しておきましょう。
ガムテープ、布テープ
窓が割れた時の補修や水が入ってくるところに貼り付けるととりあえずの応急処置になります。
防災マップ
愛媛県ではお住いの地域の安全な場所と危険な場所を示した防災マップが各自治体のウェブサイトで紹介されています。
あらかじめ危険な場所を示したハザードマップや川や土砂崩れの場所だけでなく、ため池情報も自治体によってはあると思います。
また、どのように行動すれば良いかや避難場所の案内もあります。
愛媛県だけではなく、各都道府県のホームページで見ることができるはずです。
電池と万能懐中電灯
懐中電灯、ラジオはいざ利用しよと思った時に電池切れになっている可能性が高いです。
使用する時に限って電池切れというパターンはよくあることです。
そんな時のために電池も常備しておいた方が良いです。
また、電池を必要としない回して充電する懐中電灯、ラジオ、ランタン、携帯充電器がワンセットになった万能懐中電灯も販売されています。
非常用万能ライトは一家に一台あれば大変便利です。
大雨や台風接近時にしてはいけない事
最後になりますが、災害になりそうなくらいの大雨や台風接近時にしてはいけない情報についても紹介します。
畑、田んぼを見に行く
農家にとって収穫前の稲の様子や野菜の様子、用水路が溢れていないかきになると思います。
台風が来る前に対策をとっておき、家でじっと台風を過ぎるのを待った方が良いです。
謝って用水路に落ちたり川に流されたりすれば、せっかくのお米を収穫できなくなってしまいます。
屋根に上る、ビニールハウスの補修作業をする
雨漏りや破れたビニールハウスの応急処置をするために高いところに上ると突風に煽られ落ちてしまう危険性が高いです。
雨漏りは台風や大雨が過ぎ去ってから、ビニールハウスが破れてしまったら、今シーズンは泣く泣く諦めた方が身のためです。
自分の体があってこそやり直しがききます。
野菜や果物の収穫をする
毎日の収穫は仕方のないことです。
しかし、夏秋キュウリで経験したことですが、特に露地栽培では台風が来たら茎が傷んでしまい、台風一過後の良品の野菜はできません。
台風が来た時は野菜の栽培は終わったと諦めましょう。
まとめ
過疎化した山間部の集落では早めの自主避難で台風や大雨に備えています。
大雨や台風のたびに知人や親戚の家に自主避難するそうです。
大事なのは前もっての行動と非常事態の時の適切な情報といざという時に必要な道具です。
台風21号が過ぎると、もしかしたら台風22号が日本に近づくかもしれません。
今回の台風だけでなく、日頃から防災グッズの準備といざという時の災害に関する情報をインターネットや各地方自治体で配布される防災マップで安全な地域、危険な地域を確認することが重要です。