つくね芋とは?
参照1
参照2
つくね芋とはヤマイモ科ヤマイモ属の多年草の植物で、すりおろすとネバネバして「とろろ」になる。
とろろ芋と呼ぶ人もいる。
とろろといえば芋が長く伸びる「自然薯(じねんじょ)」が有名でスーパーでよく見かける。
自然薯はなかなかのお値段である。
つくね芋といえば丹波つくね芋が有名たが、この地域で育てるつくね芋は丹波つくね芋とは形が違う。
品種を調べてみたかわからなかった。
丹波つくね芋のように丸型ではなくげんこつ型の物や楕円形の形をしている。
山芋は夏になると蔓(つる)にムカゴができて、繁殖用の種に使ったり、ご飯と一緒に炊き込んだり、揚げたり食用にするが、今回紹介しているつくね芋はムカゴができない。
つくね芋とイチョウ芋はムカゴができにくいと言われており、種から芽出しするのではなくジャガイモのように種芋から芽出しをして植え付ける。
つくね芋の種芋の準備 芽出し
大きめの農業用の育苗ポットに土を入れて毎日水やり、20度より高い温度のところで芽が出る。
食用にビニールハウスで保管していたつくね芋からすでに芽が出ていました。
植え付けは4月、5月に芽が出て6月に畑に植えても遅くはありません。
畑への植え付けとプランターに植え付け
畑に植える場合は苦土石灰をあらかじめ巻いておき、土とよく混ぜて1週間ほど馴染ませてから元肥肥料を撒きます。
植え付ける1〜2週間前に有機肥料として牛糞や豚糞を利用すると良いですね。
そして、畝を作って30〜40cm間隔で植えていきます。
20〜30cmの深さで植えますがきちんと測ったわけではありません。芋が土に隠れたら良いかな程度で植えます。
プランターでつくね芋を育てる場合は、なるべく大きな容器が必要になります。
20リットル以上の容器をホームセンターで買ってくるか、野菜収穫用のキャリーに土を入れて種芋を植え付けてもいいかもしれません。
伸びる茎に備えて支柱・パイプを立てる
毎年つくね芋を育てるときはアーチパイプにきゅうりネットを張り付けてマルチシートを被せて種芋を植えます。
マルチシートは雑草防除と保温効果があります。
特に雑草はこれからの季節は大変でいちいち草引きができるわけではないので重宝します。
家庭菜園ではアーチパイプではなく一本支柱を立て流だけで良いです。
マルチをしてくと良いかもしれません。
ちょっと小さめのバケツに土を入れて、日除けのネットのそばに置きました。
元肥・追肥・管理
元肥は先ほど説明の通りですが、追肥は月に1〜2回、2〜3握り株元にあげています。
つくね芋は肥料食いと言われ肥料を多めにあげた方が良いみたいですね。
数年前までは、植えっぱなしで育てていましたが、特に問題はなく大きなつくね芋が収穫できました。
土が肥えていたのかもしれませんね。
まとめ
以上、つくね芋の説明とプランター栽培の説明でした。
今までは植え付けた後はほとんどほったらかし状態でしたが、プランター栽培ではジャガイモなどのように脇芽を摘み取ったり、いろんな事にチャレンジしてみたいです。
すりおろしてご飯にかける「とろろ」で美味しく食べられる山芋は自然薯だけではありません。
粘り気が強くご飯のお供にまた、揚げたりお好み焼きに入れるとふっくらしておいしくなる「つくね芋」のプランターでの成長記録を随時更新していきます。