厄玉




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厄年の厄払いについて 松山市椿神社の椿まつりで厄払いに行ってきた

愛媛県松山市の椿神社で旧暦の1月7・8・9日の3日間に行われる椿まつり。

縁起開運・商売繁昌の神様として有名な神社ですが、私は厄年ということでの厄払いに行ってきました。

椿まつりとは

椿神社 椿まつり

ここら辺は椿神社へのアクセスや最寄の駐車場、交通規制の記事や実際に行ってみた記事を作成しました。

こちらに椿神社や椿まつりについての内容が書かれていますのでぜひご覧ください。

厄年とは?

日本人には古来より、人生の節目を「厄年」として慎む習慣があります。

厄年とは一生のうち、なんらかの災いに遭遇する恐れの多い年齢をいい、医学の発達した現代においても、万事に慎まなければならない年齢として人々に意識されています。

厄年は、現代の生活にも当てはまる人生の転換期であり、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢なんです。

そういうことで心身のさまざまな災難を祓うために、厄年には厄祓いの祈願を受けて、明るく清らかな心と健康な体で、より充実した生活できるようにするために行います。

厄払い・厄除けについて

厄払い・厄除け・厄落としの違いについて

厄除け

厄除けとは、神社でも行う事がありますが、基本的にはお寺(密教系)に出向いて祈願祈祷してもらうこと。
厄除けは災厄などの邪気が寄り付かないように祈願祈祷してもらうものです。
災厄が自身に近寄らないようにする予防・保険の意味合いが強いです。
また厄年で無い方でも災難が続いている場合は厄除けをしてもらう事も。

厄払い

厄払いは「厄祓い」とも書きます。

『祓う』という字を使っているように、厄払いとは神社に出向いて祈願祈祷してもらいます。
厄払いは自身に災『厄をもたらすモノ』を自身の身から祓ってもらう為に行うんです。
災厄をもたらす邪気や穢れを祓ってもらう「神道に則った」お祓い。
こちらも厄年で無い方でも厄払いをしてもらう事も。

厄年早見表を作成しました。

  • 平成31年版
数え歳前厄本厄後厄
還暦(男女)61歳昭和35年昭和34年昭和33年
大厄(男性)42歳昭和54年昭和53年昭和52年
大厄(女性)33歳昭和63年昭和62年昭和61年
厄年(男性)25歳平成8年平成7年平成6年
厄年(女性)19歳平成14年平成13年平成12年

厄落とし

厄落としとは自らの大事なものを落とす・手放す事によって、現在・今後降りかかるかもしれない「厄を落とす事」を言います。
親戚などにする贈り物・出産・よく身につけているものを落とす、と行った行為で厄落としになると言われています。

いつお祓いを受けに行けばいいのか?

古来からお正月の松の内、節分などが一般的ですが、最近では誕生日やまったく関係なく一年を通じてお祓いを受ける人が多いようです。

厄年以外でもお祓いを受けてもよい

災いはお祓いを受けて身を清めることにより、除災開運が叶うと信じられてきました。

先ほどの「厄除け」でも書きましたが、「災いの邪気を取り除く」意味合いを込めて、いつでもお祓いを受けてもいいんですね。

椿神社(椿まつり)での厄払いの様子

椿神社

どのように厄払いをお願いすればわからなかったので、とりあえず社務所に行って聞いてみました。
すると参拝から見える中の拝殿で行われているとのこと。

椿まつり 厄払い

どこから入るかというと参拝する場所の左側か右側に入り口があるのでそこを入っていくと「御祈祷者入口」というのがあるのでそちらまでおこしください、とのこと。

椿まつり 厄払い

椿まつり 厄払い

ここから入るんですね。

椿まつり 御祈祷

椿まつり 御祈祷申込所

くらい通路を入るとすぐに「御祈祷申込所」がありました。
ここに入ります。

御祈祷申込書

「御祈祷申込書」を記入します。
以下のような項目がありました。

  • 商売繁盛
  • 家内安全
  • 交通安全
  • 厄除け
  • 除災開運
  • 身体安全
  • 病気平癒
  • 合格祈願
  • 必勝祈願
  • 海上安全
  • 大漁祈願
  • 社内安全
  • 工事安全
  • 作業安全
  • 工場安全
  • 操業安全

厄払いは「厄除け」欄に丸をしました。

厄払い 拝殿

お祓い 待合室

多くの人が鈴を鳴らしお参りする中で祈祷を待ちます。

椿まつり 厄払い終了

 

 

そして無事に御祈祷が終わりお守りや札をいただきました。
そしてこんなものもいただきました。

厄玉

「厄」と書かれている下に穴があるのでそこに息を吹きかけ、自分の魂の汚れ(ケガレ)を移します。
そしてそれを祓岩(はらいいわ)というところに投げつけて割ります。
そうすることで、自分の悪いものを砕くという儀式。

祓岩

作法は以下の通り。

  1. 祓岩」の前で一礼
  2. 「厄玉」の穴に息と共にケガレをうつす
  3. 「災いを清め給え」と念じる
  4. 「厄玉」を「祓岩」に投げつけ悪しきものを砕き清める
  5. 「祓岩」に一礼
  6. 勝軍八幡神社をお詣りする

という手順になります。

祓岩に厄玉を投げつける様子はこんな感じ。

これが終わったら祓岩のすぐそばにある「勝軍八幡神社」へお参りをしました。

椿神社 勝軍八幡神社

厄払いでいただいた品の使い方・役割

椿神社 厄払い お土産

厄払いが終わった後、お土産?と言えば良いのでしょうか?
授与品を一式いただきました。

これらについて説明していきます。

お札

お札

お札は神棚を据えているのであればそこに納めて祀ります。
特定の個人宛のお札なら、文字の書いてある面を頭より高い位置で南向きあるいは東向きにして自室に祀っても可能。
お札の下には半紙を敷いて、周囲を含めて常に清潔を保つ事が大事。

お札には当該神社の御祭神が宿っているのですから、お札というんですね。
神様は清潔にして静寂なところでこそ、その御威光が発揮されるということです。
毎朝、お札の前に参じて、二礼二拍手一礼をして御加護に感謝し無事を祈請して出かけるのが一般的。
お札の前に水なり、米なり、塩なりを供えられれば、なお結いいですが、これらは毎日行うものですから、少なくとも質問者が最低限毎日出来る
ことで対応することが基本です。

お守り

お守り

お守りもお札も本来は信仰・信心に基づいて戴くものです。
カバンなど普段から持ち歩くモノにつけてもOKですね。

 

その他

  • 小さなお皿
    お皿
  • お米

お米

お米

塩

左側のコンテンツ50%

塩

右側のコンテンツ50%
  • お神酒
    お神酒
  • 昆布

    昆布

    昆布

  • カレンダー
    カレンダー
  • 小さなお皿1枚
  • お米(少量、紙で包まれていました)

これらは授与品といわれるものであり、小さな小皿は例えば前述のお札の前に供える米なり塩なりを盛るために使用するなり、他方でも使用する方途があれば転用すればよいそうです。

米や塩、昆布お神酒は数日神棚に祀り、その後戴きます。
神様に供えられたお下がりですから日を待たず食事として食べてもよいそうですね。

カレンダーを少しめくってみました。
ありがたいお言葉が書かれていました。

一ヶ月過ぎればまた最初に戻る方式のカレンダーですね。

まとめ

椿まつりで厄年の厄払いを行なった内容でした。

厄払いを行ったのでぜひよい年にしたいですね。

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