季節外れのとうもろこし「スイートコーン」。
とうもろこしはイネ科でスイートコーンはトウモロコシの品種の一つ。
玉蜀黍と漢字で書く。稲、小麦粉と共に世界の三大穀物の一つ。
市場価格は高いが需要自体があるかどうか心配だったが、予想以上の売れ行きで一安心。
今回はスイートコーンの適切な栽培方法の紹介。
スイートコーンの育て方
土壌作り
土作りはさほど目新しいことをするわけではない苦土石灰でph調整をして、元肥を入れる。
とうもろこしは肥料食いと言ってたくさんの肥料を必要とするので、元肥は多めにしても良い。
化成肥料の場合は肥料焼けを起こさないように気をつける。
定植の目安と穂が出るまで
ポットに種をまいて本葉が2〜3枚になったら畝上げした畑に定植する。
本葉の枚数は6〜8枚出るが、実はそれ以上とうもろこしの葉が増えることはない。
農薬の適切な散布方法
スイートコーンはアワノメイガ、またはうちの地域では「シンムシ」と言うが、スイートコーンを食い荒らすので、農薬を散布する。
農薬の散布のタイミングは花芽が付く前、雄穂が出たときと雌穂がついたときの3度散布する。
雄穂と雌穂にはそれぞれの箇所に散布する。
タイミングよく農薬をすることでアワノメイガの侵食を抑えることができる
間引き
一番上の実を残して間引いていく。
実が大きい場合は上から2番目の実も残しておくがやはり一本のスイートコーンに一本の実を残した方が大きさ、味ともに良いものができる。
収穫 出荷
いよいよ待ちに待った収穫と出荷。
左から撮った実の葉と穂をハサミで切り落とし、中の実が見えるように一部を剥く。
実が見えるように剥くのはムシに食われずに綺麗実が入っているか、きちんと受粉して実がぎっしり詰まっているか確認するためと思われる。
かなり綺麗で大きなスイートコーンだったのでかなり好評。