新型コロナウイルス感染症の中、異例の年となった2020年(令和2年)。
8月に入り、猛暑日が続いている。
ツイッターには『#災害級の暑さ』というキーワードがトレンド入りするぐらいやばい暑さ。
エアコンをつけて気温を下げないと自宅でも熱中症になる可能性も。
そんな中どうにか暑さをしのげる方法、涼を求めてどこかいい場所がないか日々探している。
ふと山を見上げる。
1,600m級の山々が見える。
『そうだ!山に行こう!!』
山に行けば涼しいに違いない。
昼間は日差しが厳しいかもしれない。
夕方から夜にかけて山に行けば涼しいのではないかと考え、瓶ヶ森を目指すことにした。
瓶ヶ森とは?
瓶ヶ森は、四国山地西部の石鎚山脈に属する山である。
標高1,897m。日本三百名山および四国百名山の一つに数えられる。
愛媛県第三の高峰で、四国でも二ノ森 (1,929m) に次いで5位、西日本でも八経ヶ岳に次いで7位となる。
瓶ヶ森の名称は山頂西側の湧水のたまる瓶壺(かめつぼ)に由来する。
瓶ヶ森へは、愛媛県西条市内からUFOライン(高知県いの町道瓶ヶ森線)を通り、瓶ヶ森登山口の駐車場まで車で約1時間20分。
寒風山登山口から17km地点にある。
瓶ヶ森登山口から山頂までは約1時間。
瓶ヶ森山頂から西側にUFOラインと石鎚山系の山々。
北側は新居浜・西条・今治と瀬戸内海。
天気が良かったのでしまなみ海道、そして遠く本州香川県伊吹島と紫雲出山も見えた。
東には石鎚山と愛媛県庁所在地の松山市、伊予灘が見える。
山頂に行かなくても十分に涼しい。
瓶ヶ森の気温は?
20時の瓶ヶ森の気温は20度ちょっと。
下山した後に温度計をチェックすると28度だった。(8月中旬)
100m高いと0.6度気温が下がる。
1,700m(瓶ヶ森山頂は1897m)なので約10度気温が低くなる。
山の上は気温以上に涼しく感じた。
とくに風が冷たくて気持ちいい!
夜は公害が少ないので星が綺麗
カメラを持っていなくても満天の星空を堪能できる。
天気がよく、月明かりがない日は天の川が肉眼でも観れる。
7月中旬から8月下旬まで、活発に活動するペルセウス座流星群(極大日(ピーク)は8月12〜13日くらい)もよく見える場所の一つ。
愛媛県の日本百名山、石鎚山も見える風景も素晴らしい。
まとめ
普段はほとんど人がいない瓶ヶ森。
35度以上の猛暑日のこの日、夕方にもかかわらず瓶ヶ森駐車場には複数台の車が止まっていた。
テント泊で夏の山を楽しんでいた。
暑さをしのげる場所として、瓶ヶ森は正直教えたくない場所。
だが多くの人に知ってもらいたいと思っている。
UFOライン(瓶ヶ森林道)の夜のドライブもまた面白い。