新寒風山トンネル




四国の観光・旅行

四国の長いトンネルランキング

令和二年5月、香川県と徳島県を結ぶ国道32号線の猪ノ鼻峠区間が、2020年度中に開通するというニュースが流れました。https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1254527.html

当ブログ運営者も国道32号線の猪ノ鼻区間を走行したことはあります。

坪尻駅

秘境駅としても有名な徳島県三好市の坪尻駅も国道32号線猪ノ鼻峠区間になります。

香川県三豊市と徳島県三好市を結ぶ国道32号『猪ノ鼻峠』は、急勾配・急カーブの続く峠道。
異常気象時の事前通行規制区間に指定され、冬期の凍結・積雪による交通規制が行われる区間なんですね。

この区間を約4187mの新猪ノ鼻トンネル、約2115mの西山トンネルなどを掘削して直線的かつ、現道よりもゆるい勾配で結ぶ道路とすることで、安全性、走行性の高い道路を確保することを目的に整備されたそうです。

で、注目すべきは猪ノ鼻道路が開通すれば、新猪ノ鼻トンネルが国道194号 寒風山トンネル(5432m)、高知自動車道(E32)笹ヶ峰トンネル(4307m)に次いで四国で3番目に長いトンネルとなる予定とのこと。

ここで思いました。

四国で全長の長いトンネルランキングを作ってみようではないと!

実際に走行してみた動画を交えて紹介していきます。

四国トンネル延長ランキング

無料区間

トンネル名称全長(m)路線名出入り口の所在地
1位寒風山トンネル5,432m国道194号線(そらやま街道)愛媛県西条市
高知県いの町
2位新猪ノ鼻トンネル4,187m国道32号線(猪ノ鼻道路区間)香川県三豊市
徳島県三豊市
3位三坂第1トンネル3,097m国道440号線(三坂道路)愛媛県久万高原町
愛媛県松山市
4位地芳トンネル2,984m国道440号線(地芳道路)愛媛県久万高原町
高知県梼原町
5位新大峠トンネル2,928m国道439号線(大峠バイパス)高知県いの町
高知県仁淀川町
6位水ヶ峠トンネル2,804m国道317号線愛媛県松山市
愛媛県今治市
7位三頭トンネル2,648m国道438号徳島県美馬市
香川県まんのう町
8位瞽女トンネル2,156m国道378号愛媛県八幡浜市
9位夜昼隧道2,141m国道197号愛媛県大洲市
八幡浜市
10位西山トンネル2,115m国道32号線(猪ノ鼻道路区間)徳島県三好市
11位大堂トンネル1,923m高知県道43号線(柏島二ツ石線)高知県大月町
12位網代トンネル1,908m国道441号線高知県四万十市
13位橘中津トンネル1,877m国道33号線愛媛県久万高原町
高知県仁淀川町
14位八西トンネル1,865m国道197号(名坂道路)愛媛県八幡浜市

有料区間

トンネル名称全長(m)路線名(ナンバリング)区間
1位笹ヶ峰トンネル4,307m(下り)
4,301m(上り)
高知自動車道(E32)馬立PA - 立川PA
2位明神トンネル3,728m(下り)
3,719m(上り)
高知自動車道(E32)大豊IC - 南国IC
3位鳥坂トンネル3,206m松山自動車道(E56)大洲松尾TB - 西予宇和IC
4位法皇トンネル3,123m(下り)
3,120m(上り)
高知自動車道(E32)川之江東JCT - 新宮IC
5位白地トンネル2,892 m徳島自動車道(E11)井川池田IC - 池田PA
6位新境目トンネル2,794 m徳島自動車道(E11)池田PA - 川之江東JCT
7位明神山トンネル2,566 m松山自動車道(E56)伊予IC - 内子PA
8位桧生トンネル2,536 m(下り)
2,547 m(上り)
高知自動車道(E32)大豊IC - 南国IC
9位新角谷トンネル2,501 m高知自動車道(E32)須崎西IC - 中土佐IC
10位太刀野トンネル2,400 m徳島自動車道(E11)美馬IC - 吉野川SA
11位影野トンネル2,393 m高知自動車道中土佐IC - 四万十町東IC
12位黒岩岳トンネル2,308 m松山自動車道(E56)伊予IC - 内子PA
13位大坂トンネル2,119 m(上り)
2,032 m(下り)
高松自動車道(E11)板野IC - 引田IC
14位よさこいトンネル2,091 m高知自動車道土佐PA/SIC - 須崎東IC
15位歯長山トンネル2,053 m松山自動車道(E56)西予宇和IC - 三間IC
16位焼坂第一トンネル2,040 m高知自動車道須崎西IC - 中土佐IC

有料区間・無料区間を含めトンネルの数は以下の通り。

5,000m以上のトンネルが寒風山トンネルのみの1箇所
4,000m〜4,999mのトンネルが2箇所
3,000m〜3,999mのトンネルが4箇所
2,000m〜2,999m以上のトンネルが19箇所

となっています。

長さ1,000m以上のトンネルは今や当たり前となってしまいましたね。

以下に無料区間のトンネルの詳しい情報を記載していきます。

1位 寒風山トンネル 5,432m

新寒風山トンネル

1999年(平成11年)4月17日に開通した延長5432メートルのトンネル。
愛媛県西条市と高知県いの町を結ぶ国道194号線『そらやま街道』に位置する。

2017年11月4日に山形と福島の県境に8972メートルの東北中央道「栗子(くりこ)トンネル」が開通。
2020年現在「日本一長い無料トンネル」として無料で通れるトンネルでは栗子トンネルが国内最長。

しかし寒風山トンネルは無料で通れる一般道路の道路トンネルとしてはいまだ日本最長。
車だけでなく歩行者・軽車両および自転車が通行できるのが特徴。

車やバイクで走行してことはあるが、いずれ歩いてトンネルを通ってみたい。

度々白バイがネズミ捕りをしているので注意が必要。

2位 新猪ノ鼻トンネル 4,187m

猪ノ鼻トンネル

2020年度中に開通する新猪ノ鼻トンネルが寒風山トンネルに次ぐ四国で二番目に長いトンネルになります。

香川県三豊市と徳島県三好市を結ぶことになる新猪ノ鼻トンネル。
新猪ノ鼻トンネルを含む猪ノ鼻道路が開通することで、この区間の交通の不便さが一気に解消されることが想定されています。

 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所と香川河川国道事務所は5月25日、国道32号 猪ノ鼻道路の工事工程の精査を行なった結果、2020年内に開通する予定となったことを発表した。

猪ノ鼻峠を越えて香川県三豊市と徳島県三好市を結ぶ国道32号は、猪ノ鼻トンネルをはじめとするトンネルは多いものの、急勾配、急カーブの続く峠道で、異常気象時の事前通行規制区間に指定され、冬期の凍結・積雪による交通規制が発生している。

そこで事業が進められているのが延長約8.4km(香川県側3.1km、徳島県側5.3km)の国道32号 猪ノ鼻道路で、約4187mの新猪ノ鼻トンネル、約2115mの西山トンネルなどを掘削して直線的かつ、現道よりもゆるい勾配で結ぶ道路とすることで、安全性、走行性の高い道路を確保することを目的に整備している。

また、約8.4kmのうち約80%がトンネルとなることで冬期の積雪などによる通行障害を解消し、走行速度低下を最小限に抑える効果も期待されている。

なお、新猪ノ鼻トンネルが2020年内に開通した場合、開通時点で国道194号 寒風山トンネル(5432m)、高知自動車道(E32)笹ヶ峰トンネル(4307m)に次いで四国で3番目に長いトンネルとなる予定。

引用 https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1254527.html

いずれ車の通行量が激減すると予想される猪ノ鼻峠。

下記のYouTube動画の57秒付近に香川県まんのう町側に工事中の新猪ノ鼻トンネルが映っています。

3位 三坂第一トンネル 3,097m

三坂第1トンネル

愛媛県上浮穴郡久万高原町東明神から愛媛県松山市久谷町に至る総延長7. 6kmの地域高規格道路である三坂道路にあるトンネルの一つ。

地域高規格道路「高知松山自動車道」の一部・自動車専用道路として、2車線で開通している。 三坂第1トンネルは全長3097mで2020年7月現在、無料区間としては四国2番目の長さ。

愛媛県上浮穴郡久万高原町・松山市境の三坂峠はかつての国道33号の難所で、異常気象時における事前通行規制区間 (12.9k m) が有り、台風時など雨量が規制値を超えると通行が規制されていた。

この道路が開通後、利便性が一気に増し、四国の旅行・観光スポットである四国カルストに行きやすくなった。

2020年度中に開通する新猪ノ鼻トンネルの登場により、四国で3番目に長いトンネルになる予定。

4位 地芳トンネル 2,984m

地芳トンネル

愛媛県久万高原町から高知県檮原町間の国道440号『地芳道路』にある地芳トンネル。

この道路が開通してから、従来の険しい峠越えが解消。
四国カルストへも行きやすくなりました。

2020年7月現在、無料区間で歩行者や軽車両が通れるトンネルとしては愛媛県西条市と高知県いの町を結ぶ5432mの新寒風山トンネルに次ぐ2番目に長いトンネル。

5位 新大峠トンネル 2,928m

新大峠トンネル

高知県吾川郡いの町小川新別字小倉から同郡仁淀川町大平に至る延長5.9 kmの国道439号線、大峠道路にあるトンネル。

いの町と仁淀川町の境にあるトンネルで旧大峠トンネルを含む大峠の峠越えを解消するトンネルとなりました。

峠越えは通過に約30分を要していたが、バイパスは60km/hでの走行が可能なため通過時間は6分に短縮される。
『酷道ヨサク』と呼ばれ一部のマニアの間で話題になっていた国道439号線もその面影を残す区間は少なくなった。

2020年6月現在、無料で通行できる区間としては、四国で3番目に長いトンネルとなっている。
写真を参照にしてもらいたいが、この長さでも直線的で反対側の出入口が見えるのが特徴。

6位 水が峠トンネル 2,804m

水ヶ峠トンネル

愛媛県松山市と今治市を結ぶ国道317号線にあるトンネル。

松山市と今治市を結ぶ水ヶ峠トンネルは延長2804 m、幅9.3 mで平成8年度完成。
全長2804メートルと四国では屈指の長さを誇るトンネル。

7位 三頭トンネル 2,648m

三頭トンネル

国道438号線にある徳島県美馬市と香川県仲多度郡まんのう町を結ぶ延長2648mの三頭トンネル。

1997年4月の供用開始により、国道438号三頭越の不通(点線国道)区間が解消された。

なぜか制限速度は40km/h。
交通安全を促すためか、香川県まんのう町の出口付近の道路を走行すると車内に奇妙な音がする。
タイヤがパンクしたのかと、最初は焦った。

国道438号線は西日本二番目に標高が高い剣山へ続く道路。

8位 瞽女トンネル 2,156m

瞽女トンネル

愛媛県八幡浜市旧保内町を通る国道378号線にある2km以上の長いトンネル。
『瞽女』は「ごぜ」とちょむ。

瞽女が峠をパスするバイパスのメインとなるトンネル。

9位 夜昼隧道 2,141m

昼夜隧道

国道197号線の愛媛県大洲市と八幡浜市を結ぶ昼夜隧道の出入口は、ごつい造りで長さ2km以上の四国の道路トンネルの中では最古。

10位 西山トンネル 2,115m

2020年に開通予定の猪ノ鼻道路区間にあるトンネル。
開通すれば無料区間としては四国トップ10に入る長いトンネルとなる。

開通した際にはぜひ訪問したい。

全長と延長の違い

トンネルの長さは『全長』ではなく『延長』と表記されています。

  • 全長=そのものの全体の長さ。例えば川の全長長さ
  • 延長=あの川は源流から海まで直線で50kmだが、曲がりくねった川の中央を直線延長で伸ばすと63kmもの総延長となる

延長はつまり読んで字の如く「延ばした長さ」ということになります。

まとめ

以上、四国の長いトンネルランキングでした。

トンネルができることで、従来の峠越えを回避できるようになりました。
目的地への時間短縮にもつながっています。

生活利便性の向上や観光地に行きやすくなりました。

「酷道」や「険道」といった離合しづらい場所や断崖絶壁の未整備区間を走行する必要がなくなり、事故の激減にもつながっています。

また台風や大雪などで不通となる区間も多々あったようで、それらの解消にもつながっているそうですね。

四国の道を安全運転で走行してくださいね!

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