農業・農作業

秋植えの冬野菜 種まき後の発芽率が悪い原因

昨年よりも1ヶ月近く早い8月中旬から下旬にかけて蒔いた種の発芽率が非常に悪い。
結論から言うと種まき後の管理が悪いのが主な原因と考えているのですが、農作物の種まきから定植まで注意点を詳しく書いていきます。

植え付けした野菜一覧

まず、今シーズンに植え付け予定の野菜の紹介です。
例年と同じく様々な野菜を育てますが、主に連結ポットで種まきをしてから本葉が4枚程度に成長してから植え付ける野菜の紹介です。

キャベツ

冬野菜の定番。
とんかつの下に敷く生のキャベツやお好み焼きが大好きで、冬に毎日お好み焼きができると思うと心躍ります。

ブロッコリー

栄養豊富で特に若い人に人気があるブロッコリー。
栄養豊富でこの野菜も冬野菜の定番です。

うちのブロッコリーは甘いと好評で茹でただけで何もつけずにブロッコリーだけで食べても美味しいです!!

カリフラワー

ブロッコリーとよく似ている野菜でこちらも栄養豊富。
カリフラワーの食感はブロッコリと違います。
数年前からよく見かけるようになりましたが、まだまだ珍しい野菜という感じがします。

白や紫、緑色などいろんなカラーがあります。

白菜

鍋料理になくてはならない冬野菜の王様的存在。
昨年の野菜価格高騰により500~1,000円という信じられない値段になりましたが、通常は一玉、50~100円程度で買うことができます。
愛媛県の白菜の価格は特に低いような気がします。

せめてもう少し値段が上がればいいと思うのですが・・・

今年は初めて紫の白菜を育ててみます。
紫の理由は冬野菜の旨みに基準になるアントシアニンが豊富に含まれ、紫色になるということです。
紫白菜は「白菜」と言わず「紫菜」とかいう別の野菜のような名前をつけたら面白かったのにと個人的に思います。
そんなくだらないことは置いといて紫奏子むらさきそうしという品種を購入して植えました。
今後紫白菜の成長の様子を紹介していきます。

コールラビー

別記事にて紹介することになるであろう珍野菜です。
ドイツ語でキャベツを意味するKohl(コール)とカブを意味するRapa(ラパ)を掛け合わせたアブラナ科の野菜。
何年か前に一度育てたことがあります。

アブラナ科の野菜でカブとキャベツの合いの子のような野菜でどのよう食べるかは

知りません!!

上手く育てることができたらレシピも調べます!

ロマネスコ

カリフラワーの一種で食べる部分の模様が特徴的な野菜。
様々な色があります。

種の特性について

種を購入した時の袋の裏面に種を蒔く時期や収穫時期、育て方の簡単な説明が書かれています。
必ず記載されている情報の一つに「発芽率」があります。

ほとんどの種の発芽率は75%~85%ぐらいです。

秋に蒔く冬野菜の発芽温度は20度前後から30度の設定になっています。
そして、生育温度が18度くらいから25度前後に設定されている農作物が多いです。

冬野菜なので当たり前に思うかもしれませんが、8月中旬からの種まきで発芽した野菜苗は残暑の厳しい時期を過ごさなければなりません。
しかし、小さな苗にとって30度の暑さはかなりきつい!!

発芽温度と育成温度の差が大きいことに驚きと疑問がわいてきますが、とにかく言いたいことは残暑の厳しい8~9月の野菜の苗の生育には温度管理の細心の注意が必要なんです。

種まき後の管理方法

気温の高さと苗の育成について通常、種まきから苗の育成に寒冷紗かんれいしゃを使用します。
寒冷紗かんれいしゃとは寒さ避けや日よけのために農作物を覆う布状の被覆資材です。
遮光ネットとも呼ばれています。

日向と日陰では温度が違います。
8~9月の育苗には日陰が良いです。

ではなぜそんなことがわかっているのにそれができなかったのか?

育苗ポットが多すぎて置き場所がなかったんですよ!!!!!!

 

実を言うと日陰になって育苗温度に適した保管場所はあります。
しかし、目の届かない日陰に保管して、育苗すると水やりを忘れてダメにする可能性があった訳です。

昼間は水遣りができませんから。

あえて家族の目につく場所で種まきから植え付けできる大きさになるまで置いていたわけです。
目の届かない日陰より、目の届く日なたに置いた理由です。

日陰でも、日なたでも8月の朝昼夕の水やりは必ず行わなければなりません。
一時でも忘れてしまうのこの暑さですぐにダメになってしまいます!!
温度管理とこまめな水やりが発芽率と育苗には必要です。

8月〜9月の農作物の栽培は種まき後の育てかた以外でも、畑やプランター栽培でも必須です。

今後の予定

畑への植え付けは種まきしてから約1ヶ月を目安にしています。
現在、植え付けの準備のために雑草が生い茂った畑を何度もトラクターで耕します。

植え付けの一週間前に土壌をさんせいから中和されるために石灰を撒きます。
そして、元肥を撒いてから畝を上げて、農業用マルチを敷き、植え付けします。

当たり前のことを書きましたが、かなりの労働です。
農機具があるからこれだけの作業ができるわけです。

文明の利器に感謝!

2017年から2018年の野菜価格の予測について

関東地方では長雨の8月となったようですが、今後の農作物の価格は天候に左右されるでしょう。
昨年は記録的大不作のため野菜価格が信じられないくらい高騰しました。

例年であれば、野菜価格が高騰した翌年は野菜価格は通常より安くなる傾向があります。
しかし、もしかしたら2017~2018年の春にかけて野菜価格は去年ほどではないにしても高くなる可能性もあります。

まとめ

冬野菜はアブラナ科の野菜が多い。
今回紹介した野菜は全てアブラナ科です。

今後、数回に分けて冬野菜の成長の様子を書いていくことになります。
通常であれば12月末から採れ始め、3月まで収穫が続きます。

早ければ、11月に採れ始めるかもしません。
今回紹介した野菜以外は直播きになります。

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