渋柿の渋抜き方法
渋柿はそのままでは食べられないので渋抜き作業を行う。
渋抜き方法と柿について書いていく。
ドライアイスと焼酎を使用した渋抜き方法
空気の入らないプリエチレン製の袋を用意し柿を入れていく。
その上に焼酎をしみこませるための新聞紙を入れる。
ホワイトリカーと新聞紙に包んだドライアイスを投入。
掃除機で袋の中の空気を吸い取って真空状態にする。
袋を堅く縛って出来上がり。
約10日くらいで渋が抜ける予定。
追記
YouTubeで渋柿の渋の抜き方紹介しています。
よかったらみてください。
柿についてちょっと語ってみる
甘柿と渋柿の違い
奈良時代は渋柿しかなかったらしい。
甘柿は品種改良か突然変異でできた品種。
渋を抜いた柿はとても甘く、糖分を補給出来る食料としてとても重宝されていた。
ことわざや俳句にも読まれる国民的な果物「柿」
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
渋柿や落ちて踏まるゝ石の上
明治の俳人、大の柿好きとして知られる正岡子規は、柿の俳句を残しているらしい。
また柿にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、日本では昔から重要な栄養補給源とされていた。
栄養価の高い柿を食べれば健康になれるとの言い伝えから「柿が赤くなれば医者は青くなる」という諺がある。
10月26日は「柿の日」
今回の柿の渋抜きをしたのは12月だが、10月末は様々な種類の柿が真っ赤に熟す季節。
このような理由で全国果樹研究連合会のカキ部会によって「柿の日」と制定された。
今まさに旬の栄養満点の柿を食べて、寒さで崩しがちな体調を整えてみては??