クロネコヤマトの配送料値上げ問題で四国地方が特に高い理由とは？

日本郵便やヤマト運輸、佐川急便など各配送業者の人員不足や配送量の増加などにより、2017年から2018年にかけて配送業者の値上げが検討、発表されています。
配送業者の値上げ時期や値上げ幅について紹介します。

特にクロネコ宅急便がメインです。

配送料の値上げについて、当ブログと全く関係がないわけではありません。
というのは四国への配送、四国からの発送の値上げ幅が特に大きいのです。（クロネコ宅急便の値上げ幅）

四国に住む人間としてはかなり厳しい値上げとなりました。
四国の値上げ幅が大きいのか考察も含めた配送について紹介していきます。

配送業者の値上げはいつからか？

クロネコ宅急便

ヤマト運輸は2017年10月より値上げが発表されています。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/ad/1001/

値上げ幅は縦横高さの合計が60cm以下の大きさの荷物が40円から160cm以下の荷物が最大で180円の値上げとなっています。

注目すべきは四国と沖縄の送料幅が大きいということです。

四国からの現配送料は以下の通りです。(税込)

下は2017年10月1日より値上げになる四国発の宅急便基本料金です。（税抜き）

？？と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

改定前と改定後では改定後の方が安いんです。
しかし、改定前は税込表示、改定後は税抜き表示で記載されています。

せ、せこい！！

ちなみに四国地方のみ、税抜き表示にもかかわらず値段が大幅にアップしているではありませんか！！

ゆうパック

ゆうパックの値上げは2018年3月に実施されると発表されています。

値上げ幅はサイズにもよりますが、110円から230円の値上げとなります。
沖縄への配送、沖縄からの発送はさらなる値上げとなっています。

ゆうパック値上げ

佐川急便

佐川急便は11月21日から値上げを実施するようです。

値上げ幅は60円から最大で180円となっています。

佐川急便値上げ

また、お届け時間の変更、廃止も行いました。

クロネコ宅急便の四国地方の値上げ幅が大きい理由

一言で言えば四国の経済規模の小ささですね。
四国全体の人口は380万人弱です。
北海道の人口は500万人、東北地方全体の人口は900万人を超えています。
経済規模が非常に小さいことがわかると思います。

加えて明石大橋や鳴門大橋がある徳島県と兵庫県を結ぶ淡路徳島自動車道、岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋、愛媛県と広島県を結ぶしまなみ海道と本州に行くには船や飛行機、橋を渡らなければならないという地理的不便さがあります。

人口が他の地域よりも少ない経済規模の不利、本州とは瀬戸内海を隔てた地理的不利により、配送料の値上げ幅が大きいのではないかと考えています。

インターネットショッピングでお問い合わせ番号を簡単に検索する方法

配送料が値上げになっても以下のサービスは利用できるので元記事として残しておきます。

ヤフーショッピングや楽天で買い物をした時に「発送メール」が来てから各宅配会社のホームページからお問い合わせ番号を入力して「確認ボタン」をクリックしている人必見。
ネットショップにわざわざログインしてお問い合わせ番号を確認して配送会社のウェブサイトを開いて番号を入力して確認するよりもっと簡単な方法。

グーグル検索、ヤフー検索する場合はURLに直接入力ー（ハイフン）を入れずに14桁の数字（クロネコヤマトの宅急便は14桁）を直接入力すると簡単に荷物の追跡ができます。

エンターを押すとどの宅配会社の番号かフィードバックしてくれる

クロネコヤマトの宅急便、佐川急便、日本郵便が表示される。

その他の配送会社のお問い合わせ番号はでてこないのだろうか？

クロネコヤマトをクリックするとこのように表示される。

まとめ

ヤマト運輸は人手不足のために売り上げを下げてでも、配送量を減らしたいそうです。
しかし、値上げ発表したにもかかわらず、ヤマト運輸が想定する荷物量の削減につながらず、苦慮しています。

朝日新聞記事

アマゾン、楽天を含めたインターネットショッピングの普及により今後も荷物の量が増え続けることが予想されます。
インターネットで注文すると自宅に届くというすごく便利なサービスですが、届けるには人の手が必要となり、せっかく訪問したにもかかわらず不在だと再配達が必要になり、各配送業者にとってはすごく大変なことです。

ドローンを含めた人の手を使わない配送技術が今後発達していってほしいですね。