玉ねぎ苗の生育状況
家庭菜園をする人は玉ねぎを栽培する場合は玉ねぎ苗を購入して育てる人が多いとは思う。
そういう自分も通常は玉ねぎ苗を購入して育て育てている。
今年の玉ねぎ栽培は種から育てる。
種から育てる2つの理由
一つは2016年の玉ねぎ苗が高い。
100本800円前後。1本あたり8円。
愛媛では例年の倍の値段。
原因は天候不良のせい。
苗が少ない、品質が悪いと言ったところ。
もう一つの理由が1000本単位で栽培するので苗を購入するのはもったいない。
ということで9月のに玉ねぎの種まきしたが、他と一緒で天気が悪く育ちが悪い。
具体的には、苗の大きさが小さいのと、根の張りが悪い。
この状況を改善する方法を紹介する。
玉ねぎ苗の先端を切り落とす作業
画像の通り玉ねぎ苗の先端を切り落とす。
株元から20〜30cmの高さに切り揃える。
「えっ!!本当に!?」と思うかもわからないけど大まかに葉の先端を切っていく。
これが切り口。
メリットとデメリットと注意点
玉ねぎの葉の先端を切ることを剪定の剪に葉と書いて剪葉という。
葉を剪定するといった意味かな。
メリット
天候不良以外の苗の生育状況が良くない場合、例えば種が込み入っている時や水分が多すぎて徒長してした場合はもやしのように頼りない苗ができたときにも有効であるが、そのままにだと玉ねぎが大きく育たない可能性がある。
生育が悪い苗の剪葉を行うと苗の根がよく伸び、植え付けた時に根の活着が良くなる。
苗の葉が絡み合ってしまうのを防ぐため、元気に育った苗も定植前に20㎝程度に切りそろえる場合もある。
デメリット
タマネギの苗を切ると、画像の切り口の様子からもわかるように水分が出てくる。
その切り口から病原菌が侵入しやすく病原菌は水分があると感染しやすくなります。
なのでタマネギの苗を切る作業を行うときは、切り口ができるだけ早く乾燥するよう、天気の良いの日を選んで行う。
注意点
タマネギの葉はなるべく20〜30㎝くらいのところで切りそろえる。
あまり短く切ってしまうと光合成ができず、その後の生長に影響が出るかのうせいがあるので注意する。
一週間後
※追記となります
一週間後の玉ねぎ苗の様子。
切り取った葉先は画像のようになっている。
葉先がこんな感じになって食する部分、茎が若干大きくなったように感じる。
一定の効果はあったと思う。
まとめ
この方法は玉ねぎ苗を購入した場合でも定植前に剪葉作業をして葉の成長を止め根の勢いを良くするのにも有効である。
購入した苗の少量でも良いので興味のある方は試してほしい。
玉ねぎの種入りの缶は1缶15000粒入り。
全てを数えたわけではないが芽が出て成長したのは多分半分の7000~9000程度。
数としてはかなり少ない。
定植前に少しても大きくなってくれることを祈る。
(結構今年は祈ってばっかり(⌒-⌒; ))
※追記
切った葉は捨ててしまったが、よくよく考えたら、味噌汁や納豆に入れるネギ代わりに使えばよかった。
全て捨ててしまった・・・