高知県いの町にあるにこ淵は、『仁淀ブルー』と呼ばれる信じられないくらい美しい青さの水を見ることができるんです。
水質が日本一と言われる仁淀川水系の支流である枝川川に『にこ淵』という名の滝壺があります。
美しい娘と大蛇伝説の舞台となった神秘的な青い滝壺で、「仁淀ブルー」の名付け親であるネイチャーカメラマンの高橋宣之氏が、この青こそ仁淀ブルーと言わしめた場所でもあるんです。
木々の間から光が差す僅かなひととき、水面は宝石の輝きのごとく美しい。
と表現されていますが、本当に美しい!!
- にこ淵への行き方
- 駐車場-にこ淵までの道がかなり険しいので注意が必要
- にこ淵の魅力
の情報をメインに解説していきます。
にこ淵へのアクセス・場所
住所:高知県吾川郡いの町清水上分1278
にこ淵は高知市内から車で約1時間の場所にあります。
観光で来た方は高知龍馬空港などでレンタカーを借りてドライブするといいですね。
愛媛県側からどのように行くかを説明します。
松山市から西条市内まで高速道路だと約50分。
、香川県高松市から西条市内まで約1時間30分の距離にあります。
国道11号線と国道194号線の合流地点(分岐点)、西条市加茂川のコンビニエンスストアのファミリーマートからにこ淵まで約50分。
松山市内からにこ淵へは車で約1時間40分、香川県高松市からにこ淵までは車で約2時間20分かかります。
愛媛県西条市と高知県いの町を結ぶ国道194号線の区間を通称『そらやま街道』と言いますが、この道を通ってにこ淵を目指します。
公共交通機関でにこ淵へ行く方法
実は山奥にあるにこ淵ですが、公共交通機関でも行くことが可能。
高知駅から土讃線(どさんせん)須崎または窪川行『伊野駅』で下車(7駅、260円、約20分)。
中村行きの特急を使うと3駅、580円、約13分で着きます。
伊野駅からはにこ淵まではバス移動となります。
【県交北部交通】吾北柳の瀬線(長沢行)→程野入口下車(82駅、1410円、約1時間)
路線バスは非常に少ないので、程野入口で降りたらバスの時刻を確認してください!
程野入口時刻表はこちらから。
にこ淵周辺の様子
トイレ
にこ淵の少し下にトイレがあります。
駐車場
駐車場は無料。
にこ淵入り口の上と下で20台くらい駐車可能です!
国道194号線のほどのパーク入り口からにこ淵まで道のりを動画に載せています。
駐車場からにこ淵までの道と注意点
駐車場に着いてからにこ淵に続く階段まで3〜5ほど歩きます。
公道からにこ淵の滝つぼまでは急な下り坂になっているので十分に注意が必要です。
入り口かこちら↓
入り口を下っていきます。
写真で見る以上に急傾斜。
手すりを持たないと危ないですよ!
大きな岩を乗り越えていきます。
降りてきた坂を振り返るとこんな感じ。
子供や女性が怖がっていました。
霜が丸太に付着していると滑るので大変危険です!
上の方からチラッとにこ淵が見えます!
ここからでも仁淀ブルーの素晴らしい青さが伝わります!
急な階段を降りて行くとにこ淵に到着です!
にこ淵の滝つぼ
これがにこ淵の仁淀ブルー!!!
滝つぼに溜まった水が本当に青いんです!!
太陽の光が滝つぼに差し込み幻想的な雰囲気を醸し出しています!
美しすぎる!!!
にこ淵の水は本当に美しいエメラルドグリーン!
にこ淵の反対側はこんな感じ。
自然の素晴らしさを感じられずに入られません。
にこ淵の美しさを見るために大勢の人がこの場所を訪れています!
にこ淵の見頃 綺麗な時期や時間はいつなのか?
藻や光の加減などで色々な顔を見せてくれるにこ淵。
見頃は8月中旬~1月中旬の11時~15時。
4月の桜の季節や10月11月紅葉の季節が見頃ですね。
しかし天気のいい日ならにこ淵の素晴らしい青さを堪能できます!
にこ淵は階段を降りて滝壺に行くのですが、土日祝日などの混雑時は階段に降りる前の道路まで列ができて非常に並ぶこともあるそうです。
服装などの注意点
服装はパンツなどの動きやすい服装で行きましょう。
女性の方はスカートはやめておいたほうがいいです。
靴はランニングシューズやスニーカーなど動きやすいものを履いて行きましょう。
サンダルやクロックス、ヒールはNG。
ショルダーバックやトートバックは手すりが持ちにくくなったり、バランスが取りづらいので両手が手ぶらになるウエストポーチやリュックサックで行くことをおすすめします!
体力に自信が無い方などは辞めたほうがいいです。
その他の注意点
水神の化身とされる大蛇が潜むといわれる神聖な場所とされています。
- 泳がない
- 飲食はしない
- トイレを済ませておく
- ゴミを持ち帰る
- マムシや蜂に気をつける
まとめ
島根県と広島県を結ぶ『やまなみ街道』、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ『しまなみ海道』、そして愛媛県西条市と高知県いの町を結ぶ『そらやま街道』。
そらやま街道の沿線にある仁淀ブルーで一番青い『にこ淵』。
ぜひ行ってみてください!
絶対感動します。
参考