モロヘイヤの危険性
1996年、長崎県の事例では,黒毛和種の繁殖農家でモロヘイヤの実のついた枝を牛に給与したところ,食欲不振,起立不能,下痢等の症状を呈し,3頭が死亡した。
モロヘイヤの実と花には毒性がありとても危険。
モロヘイヤの育て方と収穫方法
モロヘイヤの栽培方法と収穫方法について
栽培は畑に畝を作り、植えて適度に肥料をあげればよほどのことがないかぎりうまく育てることができる。
問題は収穫作業と花、実がついたモロヘイヤの対応方法。
本職は花が咲く頃には収穫、出荷をやめる
花が咲いたモロヘイヤは危険性を考えて収穫を終える農家もある。
ただ、家庭菜園でモロヘイヤに花が咲いたら収穫をやめなければならないかと言えばそうでもない。
葉だけをむしれば問題なし
絶対ではないが、葉っぱだけを収穫すればよい。
ハサミでこまめに収穫するのではなく、花や実を避けて、葉っぱをむしりとれば簡単に収穫できる。
危険な野菜なのになぜ食べる?
栄養価が高く様々な病気の予防効果がある
モロヘイヤは、エジプトやアラビア半島などで古くから食べられている、緑黄色野菜の一種。
モロヘイヤの語源はアラビア語の『ムルキーヤ』だと言われ、これは『王様の食べる野菜』という意味。
かつて重病を患ったエジプトの王様が、モロヘイヤの葉を刻んで作ったスープを飲むとたちどころに病気が治ったという言い伝えから、『王様の野菜』と呼ばれるようになった、とも言われている。
様々な病気にも予防効果があるとされている。
モロヘイヤの最盛期は終わってしあったが、興味がある方は来年ぜひモロヘイヤを食べてみてほしい。
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