伊曽乃神社例大祭とは?
そもそも西条祭りとは旧西条市の4つの神社の例大祭・秋祭りの総称なんです。
- 伊曽乃神社
- 嘉母神社
- 石岡神社
- 飯積神社
西条まつりは愛媛県西条市で江戸時代から続く伝統的な秋祭りで五穀豊穣を感謝する神事。
この中でも伊曽乃神社例大祭はだんじり・神輿を合わせて81台が市内を練り歩く、西条市最大のお祭り・例大祭なんです。
伊曾乃神社は由緒ある神社で、令和天皇の徳仁親王として1982年に参拝されてたそうです。
お祭りは1日目の10月15日深夜の宮出し、そして2日目、10月16日深夜の御旅所から宮入まで2日間行われます。
西条祭りは深夜から行われ、川入りまで2日間、担ぎ手の人たちは寝ずにお祭りを行うと言われています。
お祭り期間中の睡眠時間は3時間とも言われているようですね。
また西条祭りでは大量のお酒を飲みます。
路上で爆睡しているかき夫もちらほら見かけます。
そんな令和元年の西条祭り『伊曽乃神社例大祭』に行ってきました。
主な見学スポット
1日目の宮出しにはいきませんでしたが、二日目のお旅所からは西条祭りを堪能してきました。
宮出し
伊曽乃神社に81台ものだんじりや神輿などが集まる宮出し。
SNSからの抜粋になります。
お旅所
2日目深夜から始まるお旅所の宮出し・奉納行事。
初日の宮出しもそうですが、提灯をつけて練り歩く地車(だんじり)が西条祭り伊曾乃例大祭一番の見所。
とにかくキレイです。
御殿前(西条高校)
お旅所から西条市内を練り歩き、愛媛県立西条高校前の門のところでの差し上げ奉納が行われます。
門までの狭い道をギリギリで離合するだんじりで、お堀に落とされてしまう人もいます。
注意が必要な場所ですね。
少し離れて観るのがおすすめ。
川入り
伊曽乃神社例大祭の一番の見所である川入り行事。
お祭りが終わり、帰ろうとする神輿。
神輿が帰ってしまうとお祭りが終わってしまうので帰らせたくないだんじりが川で「通せんぼ」するんですね。
複数のだんじりと神輿が川の中で「祭り」を繰り広げます。
最終的にはお神輿が伊曽乃神社側の川岸にたどり着き、無事神輿が帰っていきます。
運行表と楽しみ方
主な見所は運行表をご覧いただければわかりやすいです。
西条祭りに合わせて交通規制も行われます。
伊曽乃神社例大祭の駐車場は、加茂川河川敷に専用駐車場があります。
また多くの車が路上駐車していますね。
だんじり、神輿の運行時とお祭り終了後には特に混雑するので注意が必要です。
伊曾乃神社例大祭が行われる10月15日・16日は愛媛県西条市と高知県いの町を寒風山トンネルで結ぶ国道194号線は国道11号線よりで大変混雑するので、ここも注意が必要。
まとめ
一つの神社(例大祭)でだんじりと神輿が81台あるというのは、日本一多いそうですね。
81台の屋台が宮出し・奉納するので時間がかかります。
お旅所では深夜1時45分から開始し、終了したのは6時前。
御殿前は7時過ぎに開始し、終了したのは10時前。
一つの場所で奉納・差し上げで3時間かかるんです。
一つの場所でじっくりみられるので、場所を移動しながら見るのがオススメです。
お祭りのいろんな雰囲気、風景が楽しめます。
西条祭りを見学するための穴場スポットは人が多すぎて、場所確保が非常に難しいです。
インスタ映えスポットのいい場所が取れるかどうかは運次第という可能性もあります。
しかし、どこで見ても祭りの雰囲気や様子は十分楽しめます。
だんじりや神輿に近づきすぎて怪我をしないように気をつけてください。