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西条祭りの日程は?見所やアクセス情報 混雑状況 祭りに参加する方法

2018年の西条祭りの紹介をします。

西条祭りとは?

西条まつりは愛媛県西条市で江戸時代から続く伝統的な秋祭りです。

五穀豊穣を感謝する神事であり、伊曽乃(いその)神社、嘉母(かも)神社、石岡(いわおか)神社、飯積(いいづみ)神社の4つの神社で行われる例祭の総称です。

この中で最も大きい祭りが伊曽乃神社の例祭であり、伊曽乃神社の祭りを「西条祭り」と呼びます。

西条まつりは西条市の人々にとって特別なお祭りであり、祭りの期間中はほとんどのお店が休業します。
さらに地元の方だけでなく四国や本州から毎年20万人を超える観光バスなどで観光客が訪れ、祭り期間中はかなりの混雑となります。

市内の氏子各町に所属する約150台の屋台(だんじり、神輿、太鼓台)が奉納され、その数は日本一ともいわれ、多数の屋台による勇ましい迫力と夜の提灯による幻想的な光がとても綺麗で、東予、西条のみならず愛媛県外からも観光客が訪れるお祭りです。

西条まつりの日程

10/6(土)嘉母神社祭礼   
10/7(日)嘉母神社祭礼   
10/14(日) 石岡神社祭礼  
10/15(月) 石岡神社祭礼伊曽乃神社祭礼 
10/16(火)  伊曽乃神社祭礼飯積神社祭礼
10/17(水)   飯積神社祭礼
奉納台数中型太鼓台6台だんじり27台みこし2台だんじり・みこし81台太鼓台11

上記の日程で行われます。

西条市禎瑞地区の嘉母神社祭礼はすでに終了しています。
10月14日〜10月15日は氷見(ひみ)地区の石岡神社、本番は何と言っても10月15日〜10月16日の伊曾乃神社祭礼です。
平成の大合併前の旧西条市内を昼夜問わず練り歩き、大勢の観光客やアマチュアカメラマンなどでごった返します。

伊曾乃神社祭礼を中心にアクセスや混雑状況について紹介します。

アクセス

  • 嘉母神社:JR伊予西条駅より車で約10分
  • 石岡神社:JR伊予氷見駅から徒歩約10分
  • 伊曽乃神社:JR伊予西条駅よりタクシーで約15分
  • 飯積神社:JR伊予西条駅よりタクシーで約15分

自動車で西条まで来る場合は岡山・高松、松山・今治両方面からとも松山自動車道西条ICで降りる良いですが、いよ小松インターで降りても時間はかかりません。

屋台の巡行に伴い西条市内や国道11号線加茂川も時間帯により進入禁止、横断禁止などの交通規制があります。
特に10月14日から17日にかけて3つの神社の祭礼が重なっていて混雑しやすくなります。

車で行く場合は会場の最寄りの駐車場に早めに行くか、駅から歩いて行動することをお勧めします。
会場最寄りのJR駅沿線の別駅周辺で有料駐車場とかはありません。
正直いうと迷惑がかからない場所をあらかじめ見つけて路上駐車しても良いかもしれません。
自己責任になりますが・・・

加茂川橋下臨時駐車場(西条市中野甲)は1500台分の無料臨時駐車場が設置されますが、人気の観覧場所そばなので早いうちに満車になるようですから注意です。

加茂川橋下の臨時駐車場以外にもJAカントリーエレベーターやJA神戸支所も臨時駐車場に指定されている場所がお勧め駐車場となります。

地図を見て貰えばわかりますが、石岡神社以外は駅から遠いです。
JR伊予西条駅から伊曾乃神社まで歩くと40〜50分かかりますが、これが一番近いし早いかもしれません。

一番規模の大きなイベントがある16日の川入りはには大勢の観光客で賑わいます。

お勧めの宿泊場所は?

温泉以外も石鎚ロープウェイやサイクリング、お遍路さんのおすすめ宿泊施設 西条市の湯之谷温泉

以前紹介した湯之谷温泉。
宿泊施設もあるようです。
西条祭りに合わせて宿泊予約する場合は早い目の予約が必要です

こちらも伊予西条駅から徒歩1分の近場にあり、無料駐車場を完備している西条アーバンホテル

や西条市小松「りんりんパークー」の隣にある湯の里小町温泉 しこくやがお勧め。

そのほか旧東予市のホテルや今治の湯ノ浦温泉、松山のホテルや旅館に泊まって松山を観光してから西条祭りに出かけるというプランもお勧めです。




みどころ

おすすめスポットは西条市街と何と言っても伊曽乃神社の間を流れる加茂川土手です。
ここでは夕刻より西条まつり最大の見どころである「川入り」を見ることができます。

この川入りを観覧するために大勢の人が正午ごろから場所取りに集まるため場所は一目でわかります。
土手は斜面になっているので混雑していても比較的楽に観覧することが可能です。

また、真夜中に西条まつりを訪れることができる方は御旅所がおすすめスポットです。

真夜中、御旅所に神輿が到着する時間には西条まつりが最高潮に盛り上がり、提灯の明かりに照らされただんじりが激しく揺れ、お堀の水面に映る様子は幻想的です。

西条まつりでは有料観覧席等は設置されておらず、昼夜を問わず祭事がとり行われているので都合のつく時間帯によって観覧場所を絞って向かうことがおすすめです。
一番の見どころは16日に行われる加茂川への川入りです。

だんじり65台が土手に整列して見守る中、神輿とだんじり11台が合図と共にいっせいに川へ入る様子は圧巻です。

神輿が川入りの際にだんりじが神輿の周囲を取り囲み、神様とのお別れを名残惜しむかのように神輿を渡らせまいとする攻防を10分程度見ることができます。

西条まつりに初めてお越しの方や、どこを見るか迷っている方は特にこの川入りを観覧することをお勧めします。

まとめ

西条まつりは4つの神社のお祭りのため、日程が重なっており、昼夜問わずお祭りが行われています。
特に重複する日に関しては事前にどの神社のお祭りに行くか計画を立てて観覧場所を絞って向かうことをおすすめします。

また、西条まつりではだんじり同士をぶつけ合う喧嘩神輿ではありません。
多数のだんじりが土手に整列して見守る中、神輿とだんじり11台が合図と共にいっせいに川へ入る川入の様子は西条まつりの最も有名な場面であり、圧巻です。

10月半ばということもあり体温調節のできる上着などの準備もあったほうが良いでしょう。

川入り終了後の加茂川周辺は道路が大渋滞します。
この時間はタクシーも確保も難しいので、駅まで歩くほうがスムーズかもしれません。

その他の時間は基本的に楽にタクシー移動をすることができます。

伊曾乃神社は天皇家とも関わりの深い由緒正しい神社です。
その伊曾乃神社のお祭りともなれば大いに盛り上がります。

もしかしたら、お祭り自体に参加したいと思う人がいるかもしれません。
お祭りに参加できる地域に引っ越しするか、友人の紹介であれば他地域でも参加することが可能です。

ぜひ参加して見たいと思う人は遊び半分や生半可な気持ちではなく、真剣に参加してください。
西条祭りに関わる人たちはまつりのために生きている人が大勢います。

西条まつり 本番直前の伊曽乃神社例大祭のクライマックス「川入り」周辺を探索

参考
http://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/maturi2.html

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