空の散歩道から見る道後温泉本館




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2019年から大改修の道後温泉本館に入浴することはできないのか?工事はいつまで?その他の外湯は?

道後温泉のシンボル「道後温泉本館」が2019年1月15日から大規模な保存修理工事が予定されています。
工事中は観光客減少の心配がされているんです。

愛媛県外から旅行で来られる方にとって気になっているはず。

  • 工事が始まっても観光できるのか?
  • 工事中の外湯の入浴はどうなるのか?

について紹介したいと思います。

道後温泉とは?

道後温泉本館

道後温泉は松山市道後湯の町にある温泉街で、総称して道後温泉と呼ばれています。

道後温泉本館は道後温泉の中の一施設。

愛媛県松山市の道後温泉は日本最古の温泉とも言われています。

その中でも、道後温泉本館は明治時代に建設された木造3階建てを中心に増改築された由緒ある温泉施設で、1994年には公衆浴場としてははじめて、国の重要文化財にも指定されました。

宮崎駿氏のアニメーション映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったという話は有名です。

ホテルや旅館にある付属の温泉以外の温泉「外湯」として利用されます。

道後温泉本館以外にも椿の湯(つばきのゆ)・飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)という外湯があり、こちらでも多くのお客さんで賑わっています。

場所は道後温泉駅前から続く「道後ハイカラ通り」商店街歩いて行けばわかるでしょう。

場所・アクセス

JR松山駅から路面電車で約30分。

伊予鉄松山市駅から路面電車で約20分。

高速道路だと松山自動車道「松山IC」から車で約20分。

道後温泉まで遠いところに宿泊しても、道後温泉まで送迎している旅館、ホテルもあるようですね。

道後温泉本館の利用について

道後温泉本館

道後温泉本館のお風呂は男女それぞれに神の湯と霊(たま)の湯の二ヶ所ずつ、休憩室は2階の大広間の休憩室が2種類と3階の個室休憩室の合わせて3種類あります。

入浴コースは以下の4種類。

  • 神の湯 階下(神の湯入浴のみ)
  • 神の湯 2階席(神の湯の入浴と2階大広間休憩)
  • 霊の湯 2階席(神の湯・霊の湯の入浴と2階広間休憩)
  • 霊の湯 3階個室(神の湯・霊の湯の入浴と3階個室休憩)

道後温泉本館の工事予定と利用の有無について

工事

1期目の工事では女湯の神の湯や又新殿(皇室専用の浴室)の工事を行います。

2期目は逆に男湯の神の湯が工事予定。

女湯の霊の湯は修理せず1期の工事の際に取り壊し予定です。
この浴室に入りたい方は工事開始前にぜひ訪問する必要があります。

先ほどの紹介の通り、道後温泉本館の全工事期間中でも入浴利用は可能。
しかし工事期間中は休憩室の利用はできなくなるようです。

工事期間は2019年1月15日から2期7年間が予定されています。

<道後温泉本館の基本情報>
住所:愛媛県松山市道後湯之町5番6号
電話番号:089-921-5141
営業時間:6時~23時(札止22時30分)
アクセス:伊予鉄道市内電車「道後温泉駅」徒歩5分

道後温泉本館以外の外湯

椿の湯

椿の湯

道後温泉の外湯は本館だけではありません。
本館から歩いて2~3分の距離に椿の湯があります。

こちらの外湯の休憩室はありません。
お風呂のみ。
そのこともあって本館と比べると比較的空いています。

<道後温泉 椿の湯の基本情報>
住所:愛媛県松山市道後湯之町19番22号
電話番号:089-935-6586
営業時間:6時半~23時(札止22時30分)
アクセス:伊予鉄道市内電車「道後温泉駅」徒歩3分

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)

飛鳥乃湯泉

つばきのゆのすぐ隣にある「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」。

伝統工芸と最先端のアートとのコラボ作品を飾ったユニークな外湯。
お茶とお茶菓子がいただける大広間休憩室や個室休憩室もあり、道後温泉本館の保存修理工事中は多くの観光客が利用すると予想されます。

本館に比べて浴室が広く、ゆっくり道後温泉のお湯が楽しめると評判。
浴室でプロジェクションマッピングの投影や本館には無い露天風呂もあります。

<道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)の基本情報>
住所:愛媛県松山市道後湯之町19番22号
電話番号:089-932-1126
営業時間:7時~23時(札止22時30分)
アクセス:伊予鉄道市内電車「道後温泉駅」徒歩3分

その他のおすすめスポット

道後温泉商店街

 

道後温泉にはさまざまな見所があるんです。

そんな見所を写真・カメラの視点から紹介しています。

カメラを趣味にしている方はぜひこちらをご覧ください。

2019年から大改修が行われる道後温泉本館と道後温泉全体のおすすめ撮影スポットの紹介

まとめ

工事では耐震性の強化などが行われます。
道後温泉本館は文化財でもあるため、外観も館内も工事前の雰囲気を極力残すことようですね。
今あるレトロなデザインや雰囲気が工事後も堪能できれば嬉しいのですね。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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