どうも、当ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。
諸事情があり長い間お休みしていました。
厳しい冬が過ぎ春が来て夏に向かって季節が移り変わっていきます。
この季節になると家庭菜園で使用する苗の販売がホームセンターや種苗屋さんで販売され始めます。
家庭菜園の定番夏野菜と言えば、やはりきゅうり。
こう見えて私ノンプロのきゅうり農家。
ノンプロ?まぁ簡単に言えば兼業農家なんですけどね。
ことで兼業農家が教えるきゅうりを上手に育てる方法を紹介します。
きゅうりの育て方
苗を植えて、早ければ2ヶ月後にきゅうりが採れ始めます。
要点は3つ
- 気温
- 土壌
- 支柱立て
です。
苗を植えてから数週間は夜の温度は18度以上必要。
こまめな肥料やりと水やりが必要です。
根っこから酸素を取り込むため水はけのよい土がオススメ。
ある程度の大きさになったら支柱を立てて上に伸びるように誘引が必要となってきます。
地面を這わせる「地生え」でもよいですが、世話が大変です。
また後で紹介する「白いきゅうり」ができやすくなります。
きゅうりネットを使用したきゅうりの誘引です。
支柱立てでも応用できます。
その他の育て方のポイントは葉が茂り過ぎたら葉っぱをかき取る摘葉(てきは)を行います。
動画撮影していたのでよければ見てください。
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規格外きゅうりができる理由とは
教科書通りに野菜を育ててもお店で販売されているような野菜を作るのはなかなか難しいです。
規格外きゅうりの種類と理由について紹介していきます。
大きなきゅうり
きゅうりって放置すればどこまででも大きくなるんです。
夏になれば棍棒ほどの大きなきゅうりも取れますよ。
葉っぱの裏に隠れてきゅうりを見逃してしまうことがあります。目の前にあるのになかなか気づかないんですよね。
目につく位大きくなってからようやく気付くんです。
白いきゅうり
地面の地に当たったり葉っぱの裏に隠れたりして太陽が当たらないときゅうりは白くなってしまいます。
個人的にはには青々とした(この場合は緑々した)きゅうりもいいですが、白いきゅうりもなかなかいいと思っています。
味も変わりませんし。
土がついたところが汚いので拭き取る必要がありますね。
珍しいということで白いきゅうりを作ってもおもしろいかもしれません。
曲がったきゅうり
店頭で販売されているきゅうりはまっすぐなきゅうりばかりです。
あった際にはスーパーでは見たことがありません。
私は直売所で販売しています(小声)
きゅうり栽培できゅうりのできはじめはまっすぐなきゅうりですが、収穫が終わりに近づくに連れ曲がったきゅうりが発生します。
その場合は即効性のある化成肥料と水やりをすれば治りやすいです。
採れ始めから曲がったきゅうりが多い場合は肥料不足か、そうでなければ苗による遺伝的なものによるのですかね。
先端が黒く腐ったようになったきゅうり
これは完全に病気のせいですね。
都城に菌が繁殖しているかない事態が悪いまたは外部から持ち込まれた病気による感染症です。
こうなると取り返しはつきません。
病気が蔓延する前に定期的な農薬散布が必要になってきます。
これは写真撮影をしていないので画像はありません。
大きい、曲がった、白色など規格外のキュウリはなぜスーパーで販売されない理由
個人的にすごく疑問に思っています。
世間一般から見た場合の見た目の悪さだけで味は変わりません。また大きなきゅうりは漬物などに利用できます。
大きなきゅうりを漬物にするって意外とおいしいんですよね。
都会の人は知らないかも(エッヘン)
結論を推測すると見た目の悪さと大きさや色にばらつきがあると消費者のウケが悪いのでしょう。
でかいきゅうりの活用法は調理にあり
でかいきゅうりは塩もみやぬか漬け、中のタネを取って塩漬けなどの漬物にするとかなりおいしいです!
漬物の他には砂糖、醤油、みりん、生姜を使って「きゅうりのQちゃん風の佃煮」にするとめっちゃおいしいです。
作り方は以前Youtubeにアップロードしました。
よかったらみてください。
チャンネル登録してもらえるとなお嬉しいかもです(えへ)
まとめ
きゅうりの栽培で気をつけるところはとくにありません。
重要なのは収穫するタイミングです。
大きなきゅうりを食べたいのであれば収穫を遅らせればよいし、若いきゅうりを収穫して食べてもよいです。
以前はこんなおもしろいきゅうり栽培をしたこともあります。
型を使ったハートと星型のきゅうり栽培。
今では一般的になりましたが、あまり知られていない時にやりました。
家庭菜園ならではの楽しみ方です。
これはまた別記事にした方がよいかもしれません。
きゅうりのできる本数は限られています。
https://suketaroh.com/how-many-harvest-cucumber/
限られた中で栽培と収穫、味を楽しめるきゅうりの家庭菜園はオススメです。
(収穫できる本数は限られていますが、夏は食べれないくらいきゅうりができます)