題名が乱暴すぎるので説明するが、農家が水害や塩害、野菜の病気などによって野菜の価格が高騰するのは他の農家が災害を受けて収穫、販売できないので他の農家が得をするのではないかという疑問から書いてみた。
災害 病気
農作物の病気や害虫被害は農薬である程度はどうにかなるが、天災だけは今の人間の力ではどうすることもできない。
農業被害の金額はまだ確認していないが、相当な額になるに違いないが、明日は我が身と思うばかり。
実は、他の地域で天災や病気被害があったから四国は大丈夫とかいうことはない。
愛媛地域は例年通りの収穫量があるかというとそうでもない。
今年のキュウリは品質が悪いし、量も少ない。
よそが農作物が取れないということは自分の住んでいる地域も例年通りには収穫できていない。
(もちろん違う地域もあるとは思うが、今住んでいる四国や今までの経験上記事を書いている。)
なので、野菜の価格が高騰しても、例年に比べ量が少ないので、さほど儲けるわけでもない。
市場の仕組み
本当かどうかはわからないが、面白いことを教えてもらった。
「市場から1割減っただけで最終販売価格が2倍になる」
「市場から1割増えただけで販売価格が半値になる」
最近の野菜価格高騰で例年の2倍以上の値段が付いている野菜は知らないが、供給量に関して言えば、実はさほど影響を受けていないのではないのか?
契約農家
カルビーやコイケヤだけに限らずモスバーガーやリンガーハット(間違ってるかも)などの外食チェーン店も個別農家と契約栽培をしている人はいるに違いない。
通常の農家は農作物の被害を受けた場合は収入が0二なるだけだが(もちろんかなりつらい)、契約農家の場合は、市場で野菜をかき集めて契約先に納めるか、違約金を支払うしかない。
違約金がハンパないので市場で無理してでも野菜を買い付け流人もいると聞いたことがある。
こういう場合は収入が0ではなく、マイナスということになる。しかもハンパない金額の…
市場価格が安価な場合は契約栽培は非常にメリットがあるが、今回のような農作物被害のデメリットもあり、諸刃の剣となる。
まとめ
災害や病気による農作物被害による収量低下はつまり他の農家の収量も減っているということ。
だからニュースにもなる。
地域的な野菜高騰はいちいちニュースにならないし、陸送や空輸などの輸送で日本全国まかなうだろう。
今回の野菜高騰は北海道や九州だけのものではなく、全国的なものだと思う。
野菜の高騰で野菜を買い控えるのではなく、野菜が高い時ほどあえて野菜を購入して大事に食べてもらいたいというのが兼業農家のちょっとした望みなのであった。
と真面目な話をしたので文字に起こしてみた。