西条のうちぬきとは?
愛媛県西条市内には、広範囲に地下水の自噴井がある。
これらを「うちぬき」と呼び、その数は約3,000本といわれている。
江戸時代の中頃から昭和20年頃まで人力により鉄棒を地面に打ち込み、その中へくり抜いた竹を入れ、自噴する水(地下水)を確保したことが「うちぬき」の名の由来と言われている。
「うちぬき」の一日の自噴量は約9万立方メートルにおよび、四季を通じて温度変化の少ない水は生活用水、農業用水、工業用水に広く利用され、名水百選に選定されている。
参考
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/utinuki1.html
うちぬきの水を汲める場所
西条市内にはうちぬきの水の汲める場所がいくつもある。
もちろん無料。
多くの市民がペットボトルなどを持って水をくんでいる。
西条市役所の公式ホームページに記載されている。
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/utinuki4.html
国道194号線『そらやま街道』にもうちぬきの水を汲める場所がある
国道194号線の終点である国道11号線の加茂川橋交差点〜寒風山トンネル間には、複数のうちぬきの水がある(うちぬきと呼んでいいのかわからないが飲料用に使える湧き水が流れている)。
その中でも有名な場所がある。
愛媛県西条市の知る人ぞ知る大樽の滝付近にある水汲み場。
場所は写真の通り。
普通に停めれば車が2台のスペースがある。
いくつかあるホースから水を汲む。
毎回訪問するたびに車が止まり、水を汲んでいる人がいる。
『知る人ぞ知る』と書いたが、地元では有名な場所である。
かめ壺の水を汲みに来る松山市の喫茶店もある
もう一つは瓶ヶ森林道、通称UFOラインを通って瓶ヶ森登山口から約15分ほどのところにある瓶つぼと呼ばれる水汲み場。
もちろん水質検査で飲み水としての基準を満たしている非常に綺麗な水である。
UFOラインが開通している時期はこの水を求めて水を汲みに来る人も意外と多い。
聞いた話だが、かめ壺の水を汲みに来る松山市の喫茶店もあるらしい。
喫茶店の名前はわからないが・・・
まとめ
そらやま街道(国道194号線)を通る際にはぜひ利用してもらいたい水汲み場の紹介。
UFOラインをドライブする方は、ぜひ瓶が森の瓶つぼまで足を伸ばし水を汲んで帰ってもらいたい。