自然観察会のあった西条市旧東予地区
西条市内には、石鎚山系以外にも希少な自然環境や、生態系が存在します。
その一つに、カブトガニが生息する干潟が旧東予市にあります。
特にこの干潟は、周りが整備されておらず、自然のままなので、砂浜から草が生えています。
当たり前のような光景自体が、実は貴重なんだそうです。
東予自然観察会の様子
カブトガニとは?
カブトガニとは行きている化石と呼ばれ、昔は干潟の泥の中でよく見かけましたが、最近は環境の変化汚染などにより、国内の生息数は激減したそうです。
参考
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カブトガニ
と言うことで、今回の自然観察会は海岸を少しでも綺麗にするためにごみ拾いから始まりました。
その後、はるか遠くまでま広がる干潟で、カブトガニ探し!
と言っても簡単には見つけることができませんでした(~_~;)
たくさんの生き物を探索
西条自然学校の山本先生が講師でいらしていたので、生き物をみつけるたびに、子どもたちが、
「先生、これなに??」
って聞きに行きます。
先生も、図鑑片手に解説。
貝やカニ、ゴカイの仲間、イカの卵など、珍しいものがいっぱい。
とても貴重な時間を過ごすことができました!
干潟はぬかるみです。
歩き方に注意しないと足を取られる!
小股で歩きます。ぬかるみにはまった時は、ゆっくりとかかとから足を抜きます。
足を取られたまま抜け出せない→満ち潮→ご臨終コースにならないための豆知識です!
まとめ
環境の不思議を考えたら、清流でしか生きられない生き物もいるし、逆に、汚水を好む、清流では生きられない生き物もいる。
だから、そこそこ海が汚かった時代によく目にした生き物が、高度経済成長後、人が環境に対して向き合う様になって、海が綺麗に戻りだしたら、目にしなくなった生き物もいるそうな。
なんか、色々考えさせられるよね。
石鎚の神さんに感謝!