東洋のマチュピチュ(東平)とは?
東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が置かれた所で、地中深くから掘り出された銅の鉱石を坑内電車で東平まで運搬し、そこで選鉱した後、貯鉱庫に貯め、索道を利用して、現在のマイントピア別子(端出場ゾーン)のある端出場へと輸送していた中継所となっていたところです。
最盛期には、社員・家族を含めて約5,000人が周辺の社宅で共同生活する鉱山町でもあり、病院や小学校、郵便局、生協、プール、娯楽場、接待館などの施設も整備され、一時期の別子銅山の中心地として賑わっていました
当時の施設の多くは取り壊され、植林によって自然に還っていますが、貯鉱庫、索道基地、変電所、第三通洞、保安本部などの鉱山関連施設の一部が風化の痕跡を残しつつ現存し、中でも重厚な花崗岩造りの索道基地跡の石積みは、東平の産業遺産観光の目玉となっています。
引用
http://www.city.niihama.lg.jp/kanko/06-1/minetopia.html
新居浜市観光サイトからの引用になります。
東洋もマチュピチュ 東平の場所・アクセス
東洋のマチュピチュ、東平へは道の駅「マイントピア別子」から車で約30分、JR新居浜駅からは車で約50分の場所にあります。
かなり標高が高いところにあるんですね。
また山道のため非常に狭いです。
車と車が離合するのが困難な場所もあります。
十分に気をつけてください。
どれくらい狭いかというと、この動画を見ていただければわかると思います。
県道47号線(新居浜別子山線)から東平に至るまでの区間は道幅が狭いため、マイクロバスまでしか通行できません。
車高2.8m、車幅2.1m、車長7.1m以上の車は通行困難です。
また、繁忙期には同区間の通行規制を実施されていました。
GW(ゴールデンウィーク)期間中は、マイントピア別子から東平までの区間は観光シャトルバスが常時運行されていました。
自家用車でも東平まで行くことができますが、非常に混み合っていたんですよ。
東平の駐車場は70台ほど駐車スペースがありました。
東洋のマチュピチュの様子
ここから見下ろす東洋のマチュピチュ、季節はGW(ゴールデンウィーク)期間中だったため、ちょうどキレイなヤマツツジが満開を迎えていました。
貯鉱庫・索道基地跡を降りて廃墟となった鉱山の建物跡地に向かいます。
インクライン跡と呼ばれています。
電車のホームに鉱物を運び出す時に使用されていたとのこと。
下から見上げる貯鉱庫・索道場跡。
写真を撮影したあたりから電車ができていたんでしょうか?
それとも上から?
花の名前には疎いもので(^_^;)。
これもツツジでしょうか?
観光客が少ない瞬間を狙って撮影しましたが、GW期間中ということもあり多くの観光客で賑わっていました。
駐車場近くの高台からは廃墟群と向こうに新居浜の街が見えます。
今回は第三通洞、第三変電所まではいきませんでした。
詳しくは新居浜市観光サイトを見ていただければわかりやすい説明が書かれています。
http://www.city.niihama.lg.jp/kanko/06-1/minetopia.html
まとめ
東洋のマチュピチュ・東平の標高は750メートルということもあり、四季折々の花や秋になれば紅葉も楽しめることができると書かれていました。
「天空のまち」花のある風景の東洋のマチュピチュ、東平へ行く場合はお気をつけて。