先日紹介した玉ねぎとは品種が違う早生の玉ねぎ。
早生とは普通よりも早い時期に収穫できる野菜。
タマネギは「早生は玉の肥大開始が早く、トウ立ちもしにくい。しかし、収穫後の貯蔵性が悪い。」というメリットとデメリットがある。
玉ねぎ定植準備
元肥(もとごえ)
元肥とは種まきや苗を定植する前に土壌に肥料をまくこと。
定植後半月〜1ヶ月さらに野菜、植物を成長させる時にまく肥料を追肥(ついひ)という。
方に背負うショルダータイプの肥料まきの道具で満遍なく巻いていく。
トラクターで耕作
トラクターで畑を耕す。
カスタマイズしたトラクターで耕した時の溝が若干深い。
管理機で畝上げ
せっかくトラクターを改造して畝を作れるようになったのに溝が狭いので結局管理機(耕耘機)で畝と畝歩く溝を作らないといけない。
我が家の管理機の運転がじゃじゃ馬を扱うように暴れてしまうので大変だった。
狭い溝があることで若干運転がしやすくなったのでこれはこれでよしとする。
溝を掘って玉ねぎを置いて埋めていく
掘った溝に玉ねぎを10〜20cm間隔で置いていく。
置いた玉ねぎ苗に鍬で土を溝を掘りながらかぶせる。
そこにまた玉ねぎ苗を置いていく。
1畝に4列、畝の長さが約60m。
方言だと思うがこのような溝を掘って苗を置いて置いた苗に土をかけながらさらに土を掘っていく作業を「土を切る」とか「ガンギを切る」とかいう風にいうらしい。本当かな?
株間を約15cmにすると
60m÷0.15m=400本は植えることができる。だいたいの目安。
1畝に4列だと1600本。
定植後の様子と本数
植え付け後の様子
予定通り一畝に4列の玉ねぎを定植。
真ん中はちょっと空いてしまう。
2畝X1600苗+1畝X400苗+400苗くらい=4000〜5000くらいの苗の量。
1缶15000粒の種を種まきしたので発芽率30%。
残念ながらかなり少ない。
まとめ
今回定植した玉ねぎは早生の品種。
前回紹介した晩生タイプの玉ねぎは時期をずらして植えることになるが、一度トラクターで耕してもう一度畝をあげる予定。
苗が高いと玉ねぎの値段も高くなると思われるかもしれないが、玉ねぎ苗が高い時にかぎって収穫時の玉ねぎの値段は安くなる。
不思議とそういうことが起こってしまう。
高くなろうが、安くなろうが、玉ねぎの需要というのは年間を通してある野菜。
成長の様子。そして収穫が楽しみ。
前回紹介した「定植前の玉ねぎの苗を成長させる驚きの方法」も御覧ください。