レインボーコーンとグラスジェムコーンの違いは?
レインボーコーンとはコーンの中でも「爆裂種」と呼ばれるポップコーンの一種。
収穫した実を乾燥させ、フライパンで熱すると「ポンッ!ポンッ!」弾いてポップコーンになる。
様々な色が入り混じったカラフルなポップコーン。
レインボーコーンは虹色トウモロコシ、七色トウモロコシ、グラスジェムコーン、ジュエリーコーンとも呼ばれる。
いろいろ調べてみたが、レインボーコーンはカラフルなポップコーンを見て誰かが名付けただけでグラスジェムコーンが正式名称のような気がする。
弾いたレインボーコーンの色はまだ試していないのでわからないが、これは後日試そうと思っている。※レインボーポップコーンで「ポップコーン」を作って見たが、通常のポップコーンと同じで白色だった。
ちなみに夏に茹でて食べる甘くて美味しいとうもろこしは「スイートコーン」と呼ばれ、甘味種という種類のコーン。
レインボーポップコーン栽培 遅い種まきと苗の定植
レインボーポップコーンの育て方は通常のポップコーン栽培と同じ。
ポップコーンを栽培したことがない人は通常のスイートコーンとほぼ一緒。
コーン類は5~8月に種まきをし、60~80日ぐらいで収穫できる
成長の途中までは通常のとうもろこしと見た目がまったく同じ。
トウモロコシは比較的適応性が広い作物で、大体の畑で栽培が可能である。
肥料は窒素、リン酸、カリを適量半月から1ヶ月に一度散布します。
トウモロコシは基本的に「肥料食い」と言われ、多くの肥料を追肥するとより美味しいトウモロコシができます。
教科書通り、スイートコーンなどのとうもろこしの育て方と同じで追肥時にレインボーポップコーンに肥料を多めに与えた。
水やりも多めにするが、花が咲いて実がなってからは水は上げていない。
スイートコーンは実がプリプリと瑞々しいのがとても美味しいが、レインボーコーンなどのポップコーンはむしろ茎や実が枯れてから収穫作業に入る。
試しにいつくか皮がまだ緑色の実を収穫して見た。
早めに収穫したレインボーコーンはしっかりと乾燥させたが、コーン全体が黄色く枯れた後の収穫の方が良い。
レインボーポップコーンの栽培の注意点
早めの種まき
レインボーコーンの種まきをしたのが8月。
かなり遅い種まきとなってしまった。育つかどうか心配だった。
遅すぎたレインボーコーンの栽培の結果、ずいぶんと小ぶりになってしまった。
また、肥料が不足していたのも小さくなった原因の一つである。
台風の影響で倒れたレインボーコーン
種まきが遅くなると9月の台風シーズンに風の影響でレインボーコーンが倒れてしまう。
5〜6月に種まきを行なっておけば8月下旬から9月の初めに収穫できるので台風シーズンの前にコーンの収穫ができる。
7月、8月にも台風が来る可能性もあるので、倒れたとうもろこしを起こす作業が必要になる。
場合によっていは支柱などを使用して起こす必要もある。
今回はすでに実が付いていたのと面倒だったため、処置などは一切行わずほったらかしにしておいた。
収穫するにはまだ早すぎるかなと思ったが緑色のものを一つ試しに採ってみたらきれいなコーンが出てきた。
インスタグラムに乗せたレインボーコーンはそのときのもの。
収穫したレインボーコーンの確認
10月に入り収穫を行った。
10粒ぐらいしか植えなかったので収穫は少ない。
しかし、綺麗なレインボーポップコーンができた!!
今回収穫したレインボーポップコーンはイエロー系、ブルー系、レッド系の3パターン。
実によって入っている色がブルー系だったりレッド系だったり明るい色だったりなぜひと粒ひと粒色が違いのかすごく不思議な「レインボーコーン」。
紫陽花のように土壌の酸性やアルカリ性に関係するのか、それとも種の特質によるものなのかはわからない。
これを来年植えてもっと増やしていく予定。
まとめ
スイートコーンを乾燥させてフライパンや電子レンジで熱してもポップコーンにはない。
爆裂種と呼ばれる品種のコーンを使わないと弾いてポップコーンになりません。
最近ではオシャレなレインボーコーンは食用だけではなく、部屋の飾り付けの観賞用としても利用されているらしい。
しかし、レインボーコーンの味が気になったので試しに調理してみた。
それは以下の記事で紹介する。
鮮やかなレインボーコーンを育てて見たいという人は栽培キットも販売されているのでぜひ試して見てください。