甘くて美味しい南国の果物『パイナップル』。
缶詰でも売られていますが、スーパーマッケットに並ぶ生のパイナップルが最高にいいですよね。
スーパーで売られているパイナップルで栽培、育てて最終的に収穫することができるんです。
今回はパイナップルの鉢植え、プランター栽培での植え方、挿し木などでの増やし方を解説していきます。
当記事を作成する際に色々なサイト記事を参考にさせてもらいました。
挿し木、クラウン挿しや土、肥料について解説している記事ばかりでした。
実際に育ててみた感想や実がなった状態のパイナップルを載せているサイトはありませんでしたね。
文章力は乏しいでしたが、他の記事より絶対参考になる記事を書く自信があります。
ぜひ最後まで読んでください。
パイナップルとは?
パイナップルとは・・・
科・属 | パイナップル科アナナス属 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
学名/英語名 | Ananas comosus/Pineapple |
漢字の名前は鳳梨(ほうり)。
日本では沖縄で栽培されています。
フィリピンなど東南アジアのパナップルと比べて沖縄産のパイナップルは小ぶりの印象があります。
品種が違うんでしょうね。
キセログラフィカなどのエアプランツはパイナップルと同じアナナス属。
観葉植物として知られているエアプランツと同じ仲間の植物です。
葉の付き方などが似ていますね。
パイナップルとキセログラフィカ アナナス属を比較してみた
...
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パイナップルの育て方・栽培方法の難易度
パイナップルの栽培難易度はどのくらいになるんでしょうね。
最初の挿し木は中級者向けかなと思います。
鉢植えへの挿し木がうまくいけば観賞用としての栽培は初級。
しかし実際に甘くて美味しい実をつけさせるのは上級者向けとなります。
上級者である理由はのちほど解説しますが、育て方をよく読んで、順番や注意点をしっかり調べてから栽培をはじめるといいですね。
室内の観賞用てあれば育て方ポイントを抑えれば、難しくはありません。
まずははじめてみるのが大事です!
パイナップルの育て方・栽培方法 挿し木・クラウン挿し(ざし)
食べ終わったヘタを利用した栽培の方法がご紹介します。
葉っぱとヘタの部分をヘタだけ取り除いて、水に挿したり鹿沼土に挿したりしている人が多いですね。
挿し木の方法は、頭についている葉の様子からクラウン挿しといいます。
一般的ですね。
私が行った方法はそんな手の込んだことをしていません。
ヘタのごと市販の培養土に置いて軽く上から同じ培養土をかぶせます。
培養土とは野菜の土のこと。
これでも十分育ちますよ。
ポイントは青々とした葉っぱのパイナップルを選ぶこと。
そして切り落としたパイナップルの葉の部分を2〜3日乾燥させます。
湿っている状況では最悪カビが生えて根っこの出る部分が腐ってしまいます。
注意点はこれだけ。
- 鹿沼土6:赤玉土(小粒)2:腐葉土2
いかにも小難しく書いているサイトもありますが、普通の土でも全然大丈夫ですよ!
根っこが出るまでは水をあげませんでした。
植物って意外と生命力ありますからね。
と心配する人は葉っぱに霧吹きを一日1回程度かけてあげればいいと思います。
結構雑にしてもクラウン挿しにしたパイナップルから根っこは出てきます。
先ほども少し書きましたが、土に植えつけるだけでなく、挿し木は水耕栽培でもおこなうことができるんです(写真はアボカドの水耕栽培)。
しかし水栽培では、ずっと果実収穫まで育てることができません。
鉢への植え替えが必要になってきます。
植える時期
冬の時期を逆算して植える時期を考えると5~6月。
秋までは屋外で管理して、寒くなったら屋内で管理します。
10〜15度の日を目安。
しかし植え付けや植え替えをする時期はいつでもいいでしょう。
なぜなら冬の10度を下回る地域でパイナップルは育ちません。
冬になれば室内で育てることになるでしょうからとくに時期は気にしなくてもいいのではないでしょうか。
寒さに弱い南国の植物ですが、近年の35度を超える猛暑日が増えた日本の夏のように気温が上がりすぎてもよくありません。
寒さだけを機にするだけではなく、夏の猛暑にも十分に気をつけて水やりや暗すぎない日陰におくことも大事です。
鉢植えにしたい理由
10度以下になると成長が止まり最悪腐ってパイナップル自体が枯れてダメになってしまいます。
また、植物の成長には太陽の光が必要。
日当たりのいい場所を選んで設置するのがポイントの一つとなります。
日陰にならない高い場所や、温かい場所など移動が簡単な鉢植えでの栽培にします。
栽培・育て方の注意点とコツについて
パイナップルが根付いてから行う肥料と水について解説します。
水と肥料を与える時期
肥料をあげる時期は、植物の成長期。
パインであれば4月ころから9月頃にあげればいいですね。
1ヶ月から1ヶ月半おきを目安にして、有機肥料をあたえました。
鉢植え、プランター栽培ということで水はこまめに上げる必要があります。
夏場の暑い季節に水が少ないと枯れてしまう可能性もありますからね。
しかしアナナス属は乾燥に強いのでそれほど神経質になる必要はないかもしれません。
冬は頻度を減らしましたが、十分な水を与えました。
育てはじめて何年かかるか?
鉢植えを行なって何年で実ができるのか?
このことを記載しているブログ記事やサイト記事を見つけることはできませんでした。
ガーデニング、野菜づくりサイトでは記事を書くだけで、実際に育てていないのでしょうか?
っっっと(^◇^;)。
よそのことは置いといてどのくらいかかったかというと・・・
当ブログ初期の頃の記事です。
全然加筆修正を行なっていない昔の記事。
まったく内容のない記事ですね。
この記事を作成したのが2019年9月。
クラウン挿を行ったのは2016年5月〜6月頃だったと記憶しています。
つまり今年で4年目。
2016年5月に開始してから2019年11月に食べごろ直前の実ができました!
そしてこれが念願のパイナップル!!
通常は2〜3年で実がなると言われているので1年遅かったですが、株分けしたパイナップルは
6株以上のパイナップルを株分けしました。
大きく美味しく育てるには○○が必要
実はこのパイナップルは鉢植えから地植えに変えました。
理由はプランターでは一定以上大きくならないと判断したから。
根っこが大きく広がらないということは、葉っぱや実も大きくなりません。
どれだけ肥料をあげても吸収できる栄養の量は限られてしまうんです。
ちなみに培養土が10L入るプランターを使用していました。
もっと小さい鉢だと実がついてもすっごく小さいものになってしまいます。
そして地植えするには冬を屋外ですごさないといけない。
越冬が必要になってきます。
そのためにはビニールハウスが必要になってくるんです!
最低気温が7度になったらボイラーが自動で付くように設定しました。
そして実ができたのがこの大きさ。
大きさだけじゃなく色艶もすごく綺麗なパイナップルができました!
まとめ
SNSでも観賞用の植物として栽培を楽しんでいる人が増えているようですね。
鉢植えでのパイナップル栽培は観賞用で実ができて熟したらラッキー!!くらいの感じで育てたほうがいいですね。
地植え+ビニールハウス栽培に切り替えたパイナップルはまだ熟していません。
実際に収穫したものを紹介したいと思っています。