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国民体育大会の天皇杯とは?開催地が有利な理由と総合優勝していない都道府県に四国3県がノミネート!

毎年9月から10月にかけて各都道府県持ち回りで開催される国民体育大会、通称国体。
その国体が60年以上ぶりに愛媛県で開催されます。
しかも、前回は四国全県共同開催ということで、愛媛県単独での開催は初ということの様です。

愛媛では国体に関するニュースや人々の関心事になっています。
ということで国体についてちょっと調べてみたので書いてみたいと思います。

2017年9月30日~10月10日まで開催される愛媛国体について

愛顔(えがお)をつなぐえひめ国体が9月30日から10月10日まで開催されます。

愛媛県の人にとっては違和感がないかもしれませんが、愛に顔と書いて「えがお」と読める日本人は結構少ないと思います。
今風で言えばキラキラネーム風ですね。

厳密に言えば水泳やビーチバレーボール、弓道、カヌーなど開幕式前に行われている競技もあります。
愛媛県に住んでいても競泳の結果は知りません。

「えっ?本当にやったの?」

という感じです。

愛媛県内の市町村や会場がない競技は高知県と兵庫県で開催します。
1番遠い開催地は今日は兵庫県三木市の馬術会場で競技が行われます。

住んでいる人にとって重要なニュースは競技日程ではなくて大幅な交通規制です。

開幕当日の9月30日は松山市から伊予郡砥部町にかけて大規模な交通規制が行われるようです。
国道33号線が全面通行止めになる様です。
9月30日の開幕当日は自家用車の利用を控えるように呼びかけているみたいです。

出かける際は公共機関を利用するように促しています。
トラックなどの輸送網の麻痺だけでなく、一時的ですが国体による買い物難民や、家に帰りたいのに帰れない人も出てくるかもしれません。
総合的に見て宿泊施設や飲食、小売りなどの経済的利益よりも交通機関の麻痺による経済的損失の方が大きいのではないかと危惧しています。

どっちにしてもどんな盛り上がりになるか楽しみです。

開催都道府県の総合優勝が多い

各都道府県別で総合成績による総合優勝を競う天皇杯

実は総合優勝する都道府県は国体が開催される都道府県がすごく多いんですよね。
地元開催、地元優勝というヤツです。

地元開催と言うことで力を入れているわけですね。

と言うのは建前で、有力選手の期間限定で住民票を開催地の都道府県に移して総合優勝を狙うと言う真っ黒なやり方により開催地都道府県選手として登録しているということです。

ブラックと書きましたが、こういうやり方が以前から問題視されていました。

地元に縁のある人なら良いのですが全然関係のない人が一時的に住民票を移して地元開催の選手として優勝しても盛り上げ盛り上がりに欠けますよね。

総合優勝していない都道府県は?

ちなみに昨年開催された2016年岩手国体では総合優勝は東京都でした。
地元開催の国体で優勝できなかったのは14年ぶりだったそうです。

岩手国体以前は2002年高知国体で地元開催でありながら高知県が総合優勝を逃しています。
当時高知県知事だった橋本大二郎氏はブラックのやり方をあまり好まず優勝逃したと言われています。

毎年持ち回りの国体で優勝未だ優勝していない都道府県を調べるといくつかありました。
それが以下の四つの県です。

高知県、徳島県、山口県、愛媛県

なんと四国4県のうち香川県以外は天皇杯、総合優勝していないんです!!!!!!

四国弱っ!!!!!!

愛媛県よわ!!!

1993年(平成5年)徳島県と香川県の共同開催の時に香川県が総合優勝したようです。
徳島県は未だ単独開催がない模様。

まとめ

ちなみに女子の総合成績を競う「皇后杯」は東京の優勝回数が多く、未だ優勝していない都道府県が多いです。
2017年初の総合優勝目指しブラックかホワイトかわかりませんが優勝できるといいですね。

2017年地元愛媛県で開催される国体は見事地元優勝できるのか!!??(卑怯な手は使っての優勝か??)
とディスって見ましたが次回、国体が開催されるきている生きているかどうかもわからないのでいくつかの競技を観戦しに行こうと思います。

なんだかんだ書きましたが盛り上がると良いです!

参考
http://www.japan-sports.or.jp/kokutai/tabid/183/Default.aspx

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