2019年5月5日、こどもの日にバスツアーを利用して山口県の岩国基地フレンドシップ2019に行ってきました。
令和元年、令和最初の岩国基地での航空ショーです。
2019年の岩国基地航空ショーでは、ブルーインパルスがエンジンの不具合で不参加がすでに決定していました。
前年の2018年もブルーインパルスのデモフライトが中止されたそうですね。
少し残念でしたが、5月5日こどもの日は陸海空自衛隊の一大イベントの一つでもあるんですよね。(岩国航空基地は米軍基地ですが・・・)
YouTubeの概要でも書きましたが、予備知識ゼロでの訪問。
なんとなくのイメージで行って見ましたが、実際に訪問した時、何もわかりませんでした。
- どのように基地内を探索していいのか?
- 飲食ブースのものすごい混雑状況は一体何時間待ちなのか?
- 航空ショーの写真やムービーを撮影したかったのですが、「有料観覧席」「写真撮影者よう特設有料観覧席」を利用しなければ撮影できないのか?
何もわかっていない状況での訪問でした。
またブログの中でも書いていきますが、岩国航空基地の敷地内に入ってからバスを降りるまで2時間近く待たされる羽目になりました。
『ここは日本ではなく米軍海兵隊が使用するアメリカの中なのでアメリカの指示に従わなければならない。』
ツアーガイドさんからの説明もありましたが、最悪入場できないことも覚悟していました。
なんとか入場はできましたが、限られた時間での戦闘機や軍隊の車両と航空ショーの観覧。
7時から16時までの開催でしたが、すべてを見るためには朝の7時から時間をかけて回りたかったです。
ということで本文に入っていきたいと思います。
岩国基地とは?
岩国飛行場(いわくにひこうじょう、Marine Corps Air Station(MCAS) IWAKUNI/JMSDF Iwakuni Air Base)は、山口県岩国市に所在し、アメリカ海兵隊と海上自衛隊が共同使用する飛行場・基地。
基地名は岩国航空基地(いわくにこうくうきち)で、通称・岩国基地(いわくにきち)。または、その一部を民間航空に用いる空港法上の共用空港。愛称は岩国錦帯橋空港(いわくにきんたいきょうくうこう、英: Iwakuni Kintaikyo Airport)。
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/岩国飛行場
見出しに「岩国基地」とはと書いたのには理由があります。
先ほども書きましたが、岩国航空基地はアメリカ海兵隊と海上自衛隊が共同使用する基地ではありますが、実質アメリカの敷地内ということで行動が制限されます。
(軍隊の基地ですからね。)
グーグルマップでも見てもらえばわかると思いますが、岩国基地の敷地内は英語表記されているんですよね。
「アメリカの指示に従わないといけない」
と子どもに説明すると
「どうして日本なのにアメリカの敷地なの?」
と聞かれましたが、
- 日本が戦争に負けたこと
- 日本がアメリカに土地を貸し、敷地や資金を提供していること
- それが日本にとっていいことなのか、悪いことなのか
きちんと説明することができませんでした。
自分なりに来年まで勉強してみようかなと思います。
愛媛県からしまなみ海道を渡り山口県岩国基地への道中
通常であれば伊予西条駅から岩国米軍基地(岩国海上自衛隊)までは車で約3時間30分。
ツアーバスなのでパーキングエリア(サービスエリア)でこまめに休憩を取るということでこれより遅い時間の到着になるとのこと。
実際に伊予西条駅を6時30分に出発し、岩国米軍基地の入り口に到着したのが11時。
所要時間は4時間30分となりました。
しまなみ海道愛媛県今治市の来島海峡大橋を渡り、
大島
↓
伯方島
↓
大三島
を過ぎると広島県に入ります。
愛媛県と広島県の県境にある多々羅大橋から見える瓢箪島にも愛媛県と広島県の県境があるとのこと。
「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったと話題になったこともあるそうですが、不明だそうです。
多々羅大橋を渡ると生口島。
瀬戸田パーキングエリアでトイレ休憩になりました。
瀬戸田PAには7時50分に到着。
桜の名所である岩城島の積善山がすぐそばにあります。
桜の季節に岩城島の積善山に行った時のブログ記事もあります。
興味のある方はぜひチェックして見てください。
積善山三千本桜で有名な愛媛県越智郡上島町の岩城島への行き方と風景
...
続きを見る
しまなみ海道、広島県側の
生口島(いくちじま)
↓
因島(いんのしま)
↓
向島(むかいしま)
そして本州(広島県尾道市)に到着。
画像の本州側の道路の写真でちょうど8時30分。
出発してから2時間経ちました。
愛媛県今治市の「塀のない刑務所」から脱走した脱走犯で戦々恐々としたのが2018年5月。
ちょうどゴールデンウィーク時期だったと記憶しています。
あれから一年。
多くの人の記憶から消えてしまっている事件を少し思い出しました。
しまなみ海道が終わり、国道2号線のバイパスを通り、山陽自動車に乗り換えます。
少し東に戻り、福山西ICから岩国を目指します。
三原→西条(広島県)を抜け広島市を横切ると厳島神社のある宮島が見えてきました。
宮島サービスエリアには2度目の休憩で立ち寄りました。
到着したのが9時40分。
宮島SAに展望台があったので厳島神社が見えるのかと思い、チェックして見ましたがよくわかりませんでした。
9時50分に出発し、大竹ICで高速道路を降りたのが10時10分前後でした。
大竹インターチェンジから岩国航空基地に入りバスを降りるまで
実はここからが大変だったんです。
大竹ICを降りて広島県と山口県の県境である小瀬川を渡ったのが10時20分。
JR岩国駅を越えたあたりから岩国基地に向かって歩く行列が!
例年に比べJR岩国駅から歩く人はかなり少なかったとガイドさんから説明がありました。
岩国基地へは観光バスのみが乗り入れ可能で一般車両(自家用車)の乗り入れ・駐車場スペースはないということでした。
自家用車の乗り入れがなければ岩国基地まではスムーズにいけるかなと思っていたのですが、警察が車両誘導しているため結構な混雑。
門前川の門前川北交差点で観光バスがまったく動かなくなってしまいました。
山陽本線の線路を抜ければ岩国基地の敷地内になるはずなのですが、線路をくぐるまで約15分。
岩国基地の観光バス用仮駐車場に移動した時には12時を回っていました。
ほんの数百メートル進むのに約1時間30分を要しました。
ここが一番疲れた。
ちなみにバスを降りるまでに軍犬が観光バスに不審物がないか匂いを嗅いでチェック。
観光客はここではなく会場の入場ゲートで身分証明書の提示手荷物検査が行われます。
会場近くの観光バス駐車場に到着したのが12時40分、出発から約6時間経過していました。
これは大人でも疲れます。
子供にとっては相当な負担になるはず。
またこの日は非常に暑かった。
日本各地で25度を上回る気温で日陰に入らないと熱中症になってもおかしくないような天候でした。
このブログ記事を参考に岩国フレンドシップデー2020にお出かけしようと考えている人で、お子様連れの方は体調管理に十分気をつけてください。
岩国基地フレンドシップ2019 展示ブースと航空ショー
いよいよ入場ゲートを通って岩国基地フレンドシップ2019の会場へ。
先ほどの説明の通り、長い行列に並び海上自衛隊の方に身分証明書を提示し、テントの下で行われている持ち物検査を行います。
会場に入った後すぐに子供の迷子用のリストバンドをいただき、会場内へ。
飛行機や戦闘機に関する知識はありません。
せいぜいわかるのは話題になったMV-22オスプレイくらい。
なので
- FA-18Eスーパーホーネット
- C-130
- F-15
- F-35ライトニングⅡ
- F-35B
- F-16
- KC-130
- FA-18
とか言われてもわかりません。
戦闘機カッコええ!!
軍事用車両カッコえええ!!!
くらいの軽い感じで言っただけなので、どうかご勘弁ください。
岩国基地フレンドシップの様子を写真を交えて紹介していきます。
来場者は思い思いの場所にテントやシートを敷いて大爆音の航空ショーを眺めていました。
遠くからでも近くからでも航空ショーは楽しめるんですね。
照明電源車でしょうか?
戦闘機以外の車両の展示もありました。
子供だけでなく、大人が見ても楽しめる車両ばかり。
戦闘機をこんな間近で見れることって滅多にないですよね。
めっちゃ嬉しいです。
そのほかにも多くの戦闘機が展示されていました。
この時点で時間がなかったので食料品ブースに買い出しに。
屋台はたくさんありますが、場所によっては向こうの方まで行列が続いていました。
何時間待ちや??
くらいの行列でした。
食事は半ば諦め、航空ショーが行われている滑走路近くまで行くことにしました。
歩いている間も展示飛行している戦闘機。
もっと近くで見たい気持ちで心がはやります。
滑走路近くでは近くで航空ショーが見れて戦闘機やヘリなどの展示もありました。
日陰になっている車庫の前にシートを敷いて見学することに。
ここから写真や動画を撮影しました。
空中給油やアクロバットな飛行を撮影するとこができましたが、いい写真は残念ながらありません。
しかし諦めていた食事を調達できました。
アメリカサイズのピザ。
味もアメリカの味がしました。
うまかったです。
動画もなかなかうまく撮影できませんでしたが、大爆音と凄まじい速さで飛んで行く戦闘機、間近で見るオスプレイなどを撮影しました。
どれを見ても
「すげー!!」
空を見上げながらカメラを向けていました^^;。
次回訪問する機会があればもっといい作品を撮影できるはず(^_^;)。
岩国基地の滑走路は民間と併用で使用しているため民間機が使用する時は航空ショーが一時中断されます。
これはこれでめっちゃ面白いシーンでした。
航空ショーだけではなく子供が遊べるキッズスペースも各所に配置。
戦闘機や航空ショーに飽きてしまった子供にとっても嬉しい遊び場がありました。
まとめ
岩国基地フレンドシップデー2019の航空ショーが終わったのは15時。
その後歩いて観光バスに戻り、バスが出発したのが15時45分ごろ。
岩国基地フレンドシップデー2019の滞在時間は約3時間。
いくつかのサービスエリア、パーキングエリアで休憩をして自宅に到着したのが22時30分ごろでした。
帰りの所要時間は約5時間。
GW(ゴールデンウィーク)後半ということもあり高速道路「山陽自動車道」が大変混雑しており、渋滞にも巻き込まれてしまいました。
移動時間は往復で11時間ということになります。
めちゃくちゃ疲れましたが、とても楽しい1日になりました。
例年にない多くの観光バスで入場に規制がかかり、会場で楽しむ時間が少なくなってしまいました。
日米航空祭である岩国基地フレンドシップデー2019の来場客数は16万5,000人ということでした。
2018年5月5日は21万6,000人と聞いています。
前年より少なかったんですね。
観光バスの数だけが多かったんでしょう。
今回の日米航空祭「岩国基地フレンドシップデー2019」へは予備知識がないままの観光となりました。
次回訪問に備えて、ぜひ岩国フレンドリーシップ2020の混雑状況や交通規制、駐車場とシャトルバス情報について紹介するブログ記事を作成したいと思います。
他のサイトとは違う『体験』『経験』したことを元に書きます。
珍しく非常に長い記事になってしまいましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
次回訪問する時のお役に立てれば嬉しいです。