きゅうりネットとアーチを使ったすいかの宙づり栽培
それは農業用資材のアーチときゅうりネットを使用し、スイカの蔓をあげて、空中で実をならせる西瓜の「宙づり栽培」。
スイカは地面につるを這わせる「地這い栽培」が一般的。
果実の大きさが600~800g のミニカボチャなら、支柱を立ててつるを誘引する方法で育てている人はたまに見かけます。
それを普通の大きさのカボチャと大玉のスイカでやってみた。
かぼちゃの宙吊り栽培の紹介はこちら。
かぼちゃの育て方 植え付けから収穫までカボチャの宙吊り栽培記録
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小玉スイカならできるが大玉は重さに耐えきれずに落ちてしまうと言われるが、いつもこの方法で育てている。
アーチを使用した宙吊り栽培のメリット
普通に地面を這わして育てる場合と比較してどういうメリットがあるか紹介する。
- スイカの実がどこにあるか見失わないようにする。
- 小さなスイカの実がついたら藁を敷いて場所の確認と地面との接触を避ける。
地面と接触しているところから腐る場合もあるし、虫がついてしまうこともある。
そして、スイカは日に当たっていないところが白くなる。 - イノシシ、アライグマなどの動物やカラスなどの鳥、虫のにかじられてダメになる、商品価値がなくなるだけでなく、人が食べることができなくなってしまう。
宙づり栽培方法で育てると上記のメリットがある。
スイカを誘引してツルを上にあげる「蔓上げ」をしても蔓が下に下がってくる。
かぼちゃの場合はちょっと誘導してやれば、勝手に上に登って行ってくれるのと大きな違いである。
あと、スイカの実ができて大きくなってくると、スイカは落ちてしまうのでひと工夫必要。
画像のようにスイカを玉ねぎネットに入れてきゅうりネットの糸かパイプに縛りつけて固定する。
カボチャは実もちぎれておちてしまうこともないので、手間いらずなのでほったらかし。
すいかの普通の育て方
地面に藁か農業用マルチを敷いて育てるのが一般的。
足の踏み場がないくらいにツルが伸びる。
上記の画像はスイカの実ができてもカラスに突かれるので、大きい苗ポットに実を隠しています。
どっちにしてもめんどくさい。どっちがいいかは人それぞれやけどね
まとめ
地面を這わせるスイカ栽培よりもスイカの宙吊り栽培の方が見た目も面白いし、鳥や動物の害獣被害がないのでオススメしたい栽培法です。