愛媛県ではサイクリングで経済の活性化を図る取り組みがされています。
その一環として瀬戸内しまなみ海道から愛媛県内の国道や県道などにサイクリングコースを意味する青い色の線「ブルーライン」が敷かれています。
「ブルーライン」とサイクリスト(サイクリングを楽しむ人)について紹介します。自転車の案内表記をしている
愛媛県の道路に設置されているブルーライン
道路の白線の横、歩行者側から見ると外側にある青い線「ブルーライン」と呼ばれ自転車用の線です。
ブルーラインがどのような線かというと、サイクリストをわかりやすく誘導するための案内ラインで目的地の距離や左側走行を促すような矢印を標示しているライン。
自転車やバイクは思っている以上に危険な乗り物です。
少しの接触事故でも大けがや、最悪死亡事故になる可能性があります。
車を運転するドライバーはサイクリングを楽しむ人を思いやり、優しい運転を心がけています。
しかし、サイクリングを楽しむ人も運転やマナーを守り、気持ちよく楽しんでもらいたいです。
そのためにあえて辛辣な記事になるかもしれません。
実際にあった自転車の危険運転
先日、久万高原町の面河山岳博物館の記事を書きましたが、車同士の離合も難しい国道494号線を何台ものサイクリングの自転車が並走し、すごいスピードで上から降ってきました。
「ワーーーー!!」
車内でも聞こえるくらい大きな声でぶつかりそうになりました。
こちら側は細い道で上り坂だったこともあり、スピードは出ていませんでしたが、自転車の方は下り坂ということもあり、かなりのスピートでした。
サイクリストと同じようにこちら側も完全にぶつかるかと思いました。
間一髪で事故にならずにすみましたが、サイクリングの危ない運転に対して思うことがあり記事にしました。
事故が起これば、お互い嫌な気持ちになるし、せっかくの休日、余暇が台無しになってしまいます。
もちろん、自転車だけが悪い運転をしているわけではありませんが、中央線がない道路や片道一車線しかない田舎道で後ろが大渋滞しているにもかかわらず、平気で並走している自転車を見ると「自転車にマナーはないのか!」と思ってしまいます。
安全・快適にサイクリングを楽しむために
ブルーラインだけでなく案内誘導板、サイクルスタンド、休憩所、勾配表示や注意喚起版など愛媛県はサイクリングのために多くのインフラが整備されています。
特に、注意喚起の標識や並走などの危険運転はやめて安全運転でサイクリングを楽しんでください。
自転車だけのことを書きましたが、自動車も自転車も危険生物になってしまうので、気をつけましょう!
自転車を運転するための注意点
愛媛県では自転車利用のマナーを向上を目指すために「自転車安全利用条例」が施行されています。
内容は以下の通り。
違反 | 罰則または過料 |
二人乗り | 2万円以下の罰金または科料 |
携帯電話の使用 | 5万円以下の罰金 |
並進通行 | 2万円以下の罰金又は科料 |
傘さし運転 | 5万円以下の罰金 |
また、昔と違い、ロードバイクを運転するサイクリストだけでなく、小学生や、中学生、高校生も通学以外に自転車用のヘルメット着用しています。
義務化はされていませんが、自分の身を守るための必須アイテムとなっています。
また、自転車損害賠償保険等への加入することをお勧めしておきます。
まとめ
愛媛県では島と島をつなぐ自動車専用道路の橋の脇を自転車で走行できるしまなみ海道があります。
それ以外にも石鎚山スカイラインの周りを自転車で巡るサイクリングコースなど様々な自転車道が整備されています。
最後に言いたいのは一つだけです。
以下のことをしっかりと覚えておいてサイクリングを楽しんでください。
自転車も車両です。