2020年1月16日付けでコカ・コーラ ボトラーズジャパンが、同社初となるアルコール飲料「檸檬堂」シリーズの出荷を一時休止するという発表をしました。
人気過ぎて生産が追い付かないそうです。
一時出荷休止になるほどの人気商品檸檬堂と、すでに発売されている酎ハイとどれほど違うのか、そんなに美味いのか、他の人気なアルコール飲料と飲み比べてみようと思い記事にしました。
焼酎ベースの焼酎ハイボール
まず最初に紹介するのは宝酒造(Takara)が販売する『焼酎ハイボール レモン』。
酎ハイとは焼酎ハイボールの略称と書かれています。
現在販売されている酎ハイ系のアルコール飲料の原料はウォッカベースのものが多いですが、今回紹介するアルコール飲料の中で唯一の『焼酎ベース』。
焼酎以外の原材料はレモン果汁・炭酸香料・酸味料・カラメル色素。
焼酎を炭酸と薄いレモンで割ったような味がします。
個人的には一番好きなアルコール飲料。
ストロング系のアルコール度数が9%ですが、この酎ハイハイボールは7%。
飲みやすくて美味しいです。
ストロングゼロ
次に紹介するのは、ストロング系アルコール飲料の「ストロングゼロ」シリーズ「196℃ ストロングゼロ ダブルレモン」。
「檸檬堂」の鬼レモンと同じアルコール度数9度。
色も香りもまるでスポーツドリンクのような感じ。
原材料のウォッカの影響か、アルコール感が強く残る味です。
レモンの味よりも舌に残るウォッカのアルコール感の方が強いですね。
先ほどのTakara 焼酎ハイボールと違い、甘味料のアセスルファムK・スクラロースが入っています。
薬品のような味が口の中に残りますね。
少ない量で酔いたい人にとってはかなり『効く』アルコール飲料です。
サントリー こだわり酒場 レモンサワー
ストロングゼロと同じサントリーのアルコール飲料。
アルコール度数が7%とストロングゼロより2%少ないのが特徴ですね。
ストロングゼロとの違いはアルコール度数だけではありません。
ストロングゼロはウォッカベースなのに対し、レモンサワーはスピリッツベース。
アルコール感は同じですが、味も幾分まろやかな感じがします。
ウォッカベースはアル中・廃人になりやすいと話題になりました。
それくらいウォッカベースはキツいです。
スピリッツの方が飲みやすいですね。
檸檬堂 鬼レモン
檸檬堂の色はすごく自然なレモンの黄色い感じがします。
缶に「レモン1.5個分の果汁」と書かれていますが、レモンの香りはしっかりします。
あるコーヅ度数9%にもかかわらず、アルコール特有のクドさ・薬品感がほとんどありません。
レモンと程よい炭酸。
レモンスカッシュ的なそういう感じ。
檸檬堂の原材料は
- レモン
- スピリッツ
- 果糖ブドウ糖液糖
- 食塩
- 炭酸
- 酸味料
- 香料
- 酸化防止剤(ビタミンC)
檸檬堂はスピリッツベースの酎ハイなんですね。
ウォッカベースのアルコール飲料とスピリッツベースのアルコール飲料では明らかに味が違います。(焼酎ベースの酎ハイハイボールの味も明らかに違いますが)
スピリッツベースのサントリーレモンサワーより、アルコール感がありません。
口当たりはアルコール感はせいぜい3%とか、それくらいの「ほぼジュース」みたいなチューハイと同じような感じ。
アルコール飲料 比較
檸檬堂の酎ハイ、マジで美味しいです!
口当たりのいいジュースのような檸檬堂のアルコール度数はストロング系と同じ9%。
鬼レモンの最大の特徴は、甘さ。
ストゼロの甘さと質が違う。
ストロングゼロの原材料がアセスルファムK、スクラロースと合成甘味料であるのに対し、鬼レモンは果糖ぶどう糖液糖。
アセスルファムK、スクラロースは通常の自動販売機の飲料水にも含まれる合成甘味料。
食品添加物に関しては素人なので自信を持って伝えることはできませんが、アセスルファムKの大量摂取は発ガン性・頭痛・うつ病の危険性があるとも言われています。
現在の日本で危険性の疑いある食品添加物を避けることはできませんが・・・
それから考えると檸檬堂・焼酎ハイボールの2つのアルコール飲料は自然な感じの味がして美味しいですね。
まとめ
今回紹介したのは、あくまでも個人的所感です。
人の味の感じ方は人それぞれですからね。
当ブログ運営者は檸檬堂と焼酎ハイボールが好きというだけの話です。
今回の一次販売休止の報を受けて、檸檬堂を販売している店舗の棚がガラ空きになっていました。
話題になった途端買いに来た人も多かったのではないでしょうか。
コカ・コーラボトラーズジャパンは今後出荷再開を検討しているそうで、またすぐに飲めるはず。
また味比べをしてみたいと思います。